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令和7年6月13日 金曜日~デジタル教科書の”正式化”が与える、教育への影響

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おはようございます!

インドでのエア・インディア墜落事故。昨晩、衝撃のニュースが飛び込んできました。なぜあのような事故が起こったのか、今現在、まったく原因がわかっていない状況ですが、一人でも多く、生存者がいると良いのですが……

2025年6月12日の読売新聞に、「デジタル機能『教科書に』 文科省案 検定 簡易な確認のみ」という記事が掲載されました。これは、文部科学省がデジタル教科書の「正式化」に向けた新たな制度設計の一端を公表したというニュースです。

今年2月、文部科学大臣の諮問機関である「中央教育審議会初等中等教育分科会 デジタル学習基盤特別委員会 デジタル教科書推進ワーキンググループ」は、「中間まとめ」を発表し、すでにデジタル教科書の積極的な活用に対して、指針を示していました。


今回の報道は11日に行われた同委員会を受け、”デジタル教科書”の「検定方法」についての議論を報じています。


現状、「紙の教科書」については「教科書検定」があり、内容の間違いが無いか等厳重なチェックを受けることとなっています。

そして「デジタル教科書」については「紙の教科書と同じ部分」については、紙の教科書で検定を受けているので「正式な教科書」であるとして、「デジタル教科書に独自で付加された機能(音声読み上げ、数学における図形の可視化・操作、文字の拡大・縮小やルビ表示 など)は、検定の方法が無いとして、あくまで「補助教材」という位置づけになっています。

この「「デジタル教科書に独自で付加された機能」の部分について、今回同委員会は「簡易な確認にとどめる」検定で、「正式な教科書」と認めることとしようという方向性を示しました。


このことについて読売新聞の記事でも、「質の担保が難しくなるのでは」という懸念がにじんでいます。


◆「デジタル化ありき」で進んでいないか?

中央教育審議会・デジタル教科書推進WGが2025年2月にまとめた「中間まとめ」では、

紙とデジタルの「同等性」を確保しながら、デジタル教科書の法的位置づけを整備し、将来的には、学習履歴データの利活用やAIとの連携も視野に入れるといった方向性が示されています 。


確かに、時代は「デジタル・ファースト」に向かっているのかもしれません。しかし、教育は単に便利さや効率だけで語れない営みです。深い思考、記憶の定着、紙の読書体験から得られる集中力や身体感覚もまた、私たちが見過ごしてはならない「学びの本質」です。


デジタル教科書の導入は、単に技術の進化を受け入れるかどうかという話ではなく、「私たちは、子どもたちにどんな学びを手渡したいのか?」という価値観の問題です。行政としては、アクセシビリティの確保、教材の更新性、コスト削減などを理由にデジタル教科書を推進するでしょう。一方で、教育現場からは「端末に振り回されない指導をどう構築するか」「家庭のICT環境格差への対応はどうするのか」といった声もあります。


「紙か、デジタルか」という二者択一ではなく、それぞれの長所を理解し、子どもたちの成長に本当に役立つ形で活用していくこと。今回のニュースは、そのための“対話のスタート”になるべきではないか――そう感じています。


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