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「北の国から・第5話・6話」純と蛍が通う学校(令和7年8月19日 火曜日)

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連ドラ版「北の国から」。今週から再放送は2話づつの放送に。「第5話・第6話」北の大地での生活で、様々な想いが交錯し……


第5話

純と蛍の学校での生活。生徒数の少ない八幡丘の分校では二人は同じクラス。東京との勝手の違いに純はなじめない様子。しかし正吉など、クラスの友達とは仲良くできている様子で……

笠松杵次……麓郷に開拓当初から住む老人。偏屈者としてうとまれている。まわりの人は杵次を「へなまづるい」と言う。受け売りで「へなまづるい」と言う純。五郎は見ず知らずの人の悪口を言うもんではないと純をたしなめる。

不器用さから純への接し方を、いまだとまどいを感じ続けいる五郎であるが、そうした五郎の態度に純は、雪子に対し……


「おばさん、父さん、僕のこと嫌いなのかな」


冬の山。木材の伐採に出かける五郎たち。その場で、五郎は杵次に、五郎たちの住む家の土地は、自分のものであると告げられる。とまどう五郎。気にするなという回りの仲間。

ある日の黒板家。一人でいる純。家の前で火をおこそうとしていると、そこに杵次がやってくる。杵次は純に、火の起こし方を教え、そして語りかける。


「若いものは皆、土地を捨てる。わしらが殺生して切り拓いたこの土地をじゃ。熊や木や馬に何と申し開く。人間は勝手じゃ」


杵次の主張に対しては、中畑が何かを言って終わった様子。夜、黒板家はまわりの大人たちがあつまり酒席の場で。その場は杵次の悪口でもりあがり、その悪口に五郎も参加し……しかし純は、父より以前悪口を言ってたしなめられたこと、そして何より自分が会った杵次はけっして「へなまづるい」と感じられなかったこと、そんなことから感情を爆発させる。蛍が手なづけていたキツネに石を投げて追い払い。五郎は、純に手をあげる。走り出す純を草太が捕まえたしなめる。


その草太は、雪子にどんどんのぼせていき……


第6話

雪子にどんどんのぼせていく草太。マフラー編む雪子の様子を見て、純と蛍はそのマフラーは草太へのプレゼントだと勘違いをし、そのことを草太に告げてしまう。そのことで余計、のぼせあがる草太。周りからの”余計な”アドバイスもあり、草太は雪子にキスをしてしまう……

数日後……草太とつきあっていたつららが、黒板家を訪ねる。雪子と対峙するつらら。


「はっきりゆうわ。本当はごめんなさい、雪子さんにここにいてほしく無いんだよね。…これ以上いられると、私、あんたに敵意持っちゃうと思うしさ。」


つららに対し雪子は


「わかるわ。だけどそうなったらそうなったで仕方ないんじゃない。人間同士だもの。」


その様子を影から見ていた純は


「僕はおばさんのそういうキツい一面を初めて見たのであり……」


想いを告げるつららを前に、雪子は東京での苦い別れを思い出していた。不倫相手の子どもをおろし、別れをつげられ、最後に会った下北沢の喫茶店のことを……


「私の東京の地図からは下北沢は真っ白……人が別れるってそういうことでしょ」


のぼせあがる草太を苦々しく思うのは、彼女であったつららだけではない。草太の父、清吉も雪子によって、東京への想いを草太が募らせてしまっては困ると五郎につげる。

五郎は雪子に、草太に想いを寄せるのであれば、北海道で生きるという重みも背負わなくてはならいことを告げられ……


雪子は一度、東京へと戻っていった。


……

冬の北海道で様々なドラマが動きだします。何しろ第5話、第6話で一番心に響くのは、”へなまづるい”といわれる杵次のセリフです。杵次は、五郎たちの父親の世代。麓郷を最初に開拓した世代として描かれています。様々な理由から北海道に渡ってきて、北海道の地を人が住むために開拓してきました。最初のその場面を見ている杵次からすれば、そこに住んでいた野生の動物たちを追い払い、自分たちが散々苦労を重ねて、人が住めるように切り開いてきたわけです。

そんな土地であるにも関わらず……このドラマが物語がすすむ、40年前の時代であっても、若者の都会への流出、過疎化、嫁不足といった問題が、この地に押し寄せていたわけです。

実際、ドラマの放映の翌年1983年には、物語の起点となった布部駅から駅員はいなくなり、無人駅となってしまします。そしてこの40年、こうした問題は一向に解決されず、北海道の現状はより厳しいものになっていきます。布部駅はついに、電車が廃線となり、駅としての役目を終えてしまいました。

このような現状を見る時、40年前のドラマと言えど、倉本先生の書いた脚本、杵次のセリフは、現代にも通じる、非常に重たいセリフであると思います。

それにしても新国劇出身の名優・大友柳太朗さんの演技がお見事。北の大地で生き抜いてきた老人を、非常に味わい深く演じています。


さて、このドラマの中で雪子おばさんは決して、悪役ではありません。しかし雪子と言う存在が、富良野の麓郷の様々な場面で、いろいろな波風を立てていきます。雪子という存在が現れなければ、草太とつららはうまく行っていたわけで。しかしそれは、雪子がしかけたわけではなく、草太が勝手にもりあがった結果生まれた事象であって。ただ雪子のセリフ。雪子も富良野にくるまでに様々なことがあったわけです。その想いが、つららから言われたことでこみあげてきてしまい。「女の感情」というものでしょうか、「人間の業」というべきものなのでしょうか、いずれにしても、それぞれの役の方々にこみあげてくるものは、決して薄っぺらいものではなく、なぜそうした感情がこみあげてくるのか、ドラマのストーリの中で重層的に描かれます。だからこそ、北の国からは味わい深く、面白いし、何回見ても心に来るものがあるのでしょうね。


純と蛍の学校でのシーンもこの回から本格的に描かれます。このあと、シリーズを通して、最後まで大事な役回りをする、笠松正吉くんも、この回ではじめて、セリフが登場したのではないでしょうか。正吉くんは、杵次老人の孫になります。なぜ、おじいさんと一緒に住んでいるのか、その背景は、この連ドラの後半で明らかになります。

このドラマでは蛍が、シリーズを通していろいろ過酷な役回りを与えられていますが、男性で一番、過酷な役回りを与えられるのは正吉君かな、と。この先、を知った上で、第6話の正吉を見ると、なんか余計に心にぐっとくるものがあり、何気ない正吉と純の会話に、思わず涙が出てしまいました。


……

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純、蛍、正吉が通う、「八幡丘の分校」は、今でも建物は残っています。上の写真2枚は2022年9月、訪ねていった時に撮影したものです。現在は「八幡丘会館」という公民館として使われています。入口には「テレビドラマ 北の国から ロケ」の看板を掲げられてます。

建物は昭和6年に建てられた木造平屋で、現在は地域の集会や行事で使われているそうです。赤い屋根がドラマ撮影時とかわらないのが嬉しいな、と。クルマで走っていてもすぐに見つけられる場所です。かつては実際に小学校として使われていたそうです。


蛍役の中嶋朋子さんのインスタグラムに、中嶋さんが、分校を訪ねた時の写真が掲載されていました。おお大きくなった蛍ちゃんが、母校に戻る! アツい!! エモい!!



さて、今日の再放送、第7話・8話は令和7年8月19日(火)13:50-15:45の放送です。純のおこしたちょっとした事件。純と五郎の距離。そして1981年の大晦日……様々な物語が展開します! あぁ、今日も楽しみだ!!


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