【助成金】GビズIDの認証方式が変更へ(2025年12月〜順次)
- 那住行政書士事務所
- 1 分前
- 読了時間: 3分

GビズIDから、認証方法の見直しに関する公式通知がありました。2025年12月から順次変更され、特に 行政サービスへのログイン方法が大きく変わる ため、実務でGビズIDを日常的に使用している事業者の方は必ず確認が必要です。
初出:2025/12/05
追記:
【参考】GビズIDをより便利にご利用いただけるよう、2025年12月中旬に認証方法の変更を予定しています。
1. 最大の変更点 ― SMS認証が行政サービスで使えなくなる
● これまで
行政サービスへのログイン
→ SMS認証(携帯ショートメッセージ)も使用可能
● 2025年12月17日以降
行政サービスへのログイン
→ SMS認証は利用不可
利用できるのは
・アプリ認証
・メールOTP認証(ワンタイムパスワード)※12月以降利用開始
つまり、SMSだけ登録している状態では行政サービスに入れなくなるため、必ず認証方法の追加設定が必要です。
2. 新導入:メールOTP認証(12月17日〜)
行政サービスへログインする際、登録メールアドレスに送られる数字(ワンタイムパスワード)を入力して認証を行う方式です。
※GビズIDマイページのログインには使用できません。
3. アプリ認証も方式が変わる(2026年3月予定)
アプリ認証は「アプリに通知が来る方式」からログイン画面に出る数字をアプリに入力する方式に変更されます。
4. ログイン時に認証方式を選べるようになる
行政サービスへのログイン
・アプリ認証
・メールOTP認証(12月〜)
GビズIDマイページへのログイン
・アプリ認証
・SMS認証(従来どおり)
5. 利用者が今やるべきこと(重要)
(1)SMSしか使っていない人 → 必ず追加設定が必要
行政サービスでSMSが使えなくなるため、
・アプリ認証への切り替え
・またはメールOTP認証の設定(12月以降)
を行わないと行政サービスに入れなくなります。
(2)アプリ認証利用者 → アプリを最新に更新
(3)メールOTP認証を使う予定の人 → 登録メールが受信できるか確認
6. 実施時期
● 2025年12月17日
・SMS認証の利用範囲変更
・メールOTP認証導入
・認証方式の選択機能
・※12/16 20:00〜12/17 0:00 はメンテナンスで使用不可
● 2026年3月予定
・アプリ認証方式の変更
補助金申請、各種行政手続のオンライン申請でGビズIDを使う事業者は、SMS認証だけで運用している場合は確実にログイン不能となるリスクがあります。
事前に「認証方式の見直し」を早めに進めておくことが望ましいです。
◆お問い合せ/ご相談
那住行政書士事務所では各種事業の法務、暮らしの法務について支援しております。よろしければ当事務所までご相談ください。
事務所で対面でのご相談の他、ZOOM等のリモート相談、お伺いしての出張相談も対応いたします。
電話/045-654-2334
法人設立・中小企業法務
契約書作成・チェック
著作権手続きサポート
著作権・作家支援・アート法務特集サイト
法務通信(行政書士事務所発オウンドメディア的ページ)
※本記載は投稿日現在の法律・情報に基づいた記載となっております。また記載には誤り等がないよう細心の注意を払っておりますが、誤植、不正確な内容等により閲覧者等がトラブル、損失、損害を受けた場合でも、執筆者並びに当事務所は一切責任を負いません。




