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「北の国から・第11話・第12話」ドラマの魅力は、脇役俳優さんのすばらしさにもある(令和7年8月22日 金曜日)

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再放送中の連ドラ版「北の国から」第11話、12話、若さ故ということなのか……波紋は回りも巻き込んで


第11話。

杵次老人の家。雪で遭難した雪子と純を助けてもらったお礼をする五郎。しかし杵次は酒は受け取るが金は受け取らず追い返す。

このやりとりをきっかけに、正吉と純の間にも摩擦が生まれ、二人は喧嘩をしてしまう。

雪子に熱をあげる草太。ついには自分の牧場で雪子を働かせることに。周囲は草太の暴走をいぶかしく思う。何よりつららは……草太に目を覚ましてもらおうと周囲にいろいろ相談して。

正吉とのけんかで、雪子は五郎の愛人だ、純は中畑家の一人娘すみえのケツを追いかけていると侮辱された純。思いつめ、草太に「喧嘩の仕方を教えてくれ」。最初はたしなめていた草太だったが、雪子のことも言われたと聞いて……

草太の先輩、川島竹次。草太を呼び出し、つららと会うように促す。


「草太、人には道ってもんがあるぞ」


富良野駅近くの喫茶店。つららは一人、草太を待つが……草太は中に入らず去っていく。

そして草太は……飲み屋で雪子とのことを冷やかされたことをきっかけに乱闘騒ぎをおこしついには警察沙汰に。

警察で事情聴取を受ける草太。その時、つららが家出をしたと、捜索願いが出されたことをしる。

黒板家。つららの兄と五郎が、話している。探したけどつららが見つからない。そこに草太がやってくる。つららの兄は草太を殴る。

純もいろいろおもうところがある。雪子につらくあたる純。その時……外から聞いたことのない悲鳴が。蛍が手懐けいたキツネが、再び、蛍の下にやってくるようになっていたのだが……そのキツネが、とらばさみにかかってしまったのだった。


第12話

つららが家出して2日。つららの行方はわからない。

学校は三学期がはじまる。蛍のキツネがとらばさみにやられたことをきっかけに、動物との接し方について、大論争がおきる。

論争後、正吉は罠は正吉の祖父・杵次が仕掛けたのだと、涼子先生に告げる。

涼子先生は純と蛍を呼び出し、都会と北海道との動物との接し方の違いを語る。納得できないが、理解しようとする、純、蛍。

帰宅すると目に飛び込んできたのは、風力発電の風車だった。ついに電気が灯ったのだ。


北村家。草太の父、清吉は、雪子に語り掛ける。静かだが強い口調で。そして牧場にはもうこないでくれ、と。北村家にやってきたほかの人たちも、雪子を無視するように……


その日は雪子の誕生日だった、傷心で黒板家に帰宅する雪子。風力発電の灯りとともに、五郎たちは、雪子の誕生日パーティーを開く。雪子は涙を流しながら喜ぶ、いろいろあった一日。その空気に雪子は救われる。

そこに杵次老人がやってきた。純と蛍に語りかける。


「そうか。もう四カ月ここで暮らしたか……よく頑張った」


杵次は、とらばさみは自分が仕掛けたことを告白し、謝罪する。そして純も蛍もその言葉を素直に受け入れる。


いろいろなことがあった冬。雪が強く降る日もあるが、徐々に沢の氷も解けていき、フキノトウが雪から顔を出して……春はすぐにそこまできていた。


……


2022年9月。富良野を旅したとき、麓郷地区もそうですが、富良野の風景の美しさには本当に感動しました。クルマを走らせていると、その壮大な景色には心を打たれます。いろいろな野菜を育てているだろう畑も多くあるのですが、だだっぴろい草原も、あちらこちらで多く見られました。そしてそこには多くの牛が飼われていました。

草太の家、北村家はつららの家、吉本家とともに「共同牧場」を営んでいるとされています。いくつかの家が共同で開拓し、共同で牧場を所有するという形態があったんですね。だからもともと、北村家と吉本家は家族のようなもの。そこの息子と娘が、結婚するはずだったわけです。誰かに強いられたわけではなく、二人の気持ちで。

しかしそこに雪子がきたことで、草太が熱をあげてしまい。そりゃ、まわりも怒りますわ。何やってるんだってなりますわ。

雪子から言い寄ったわけではなく、悪いのはすべて、草太兄ちゃんなわけで。

しかし雪子も……草太に無理やりキスされても、嫌がるわけでもなく。まぁ東京でいろいろあった後です。雪子も思いを寄せられることは嫌な感じではなかったのでしょう。


倉本先生の脚本の残酷なのは、悪者ではない雪子が、どんどん悪者の感じになっていき、そして、かわいそうなつららには、もっとかわいそうな運命をこの後、与えていくこと。


……


北の国からの魅力は、田中邦衛、地井武男、いしだあゆみ、竹下景子……と主要キャストに錚々たる役者さんが出演していることですが、脇役というか、数シーンしか出ない人たちも、魅力的な人が配役されているところにあります。


第11話で草太をたしなめる先輩、川島竹次を演じたのは小松政夫さん。言わずと知れた名コメディアン、小松の親分さんです。「ながーい目で見てください」とか「知らない! 知らない! 知らない! もー」とかのギャグが懐かしい! 

第6話では、草太からの相談に、「キスしちゃえばいいんだ」と軽口で後押ししてしまうわけですが、第11話ではつららから相談を受け、草太に自制を促すわけです。第6話のコミカルな演技と、第11話でのシリアスな表情と。本当に器用だなぁ、と思います。


喧嘩をした草太を事情聴取する刑事は、蟹江敬三さんです。私のイメージとしては「さすらい刑事旅情編」など刑事ドラマに良く出ていたなぁというイメージです。ザ・刑事というような渋い演技の俳優さんですが、まだ、このころはお若いなぁ。


……

冬の物語が終わり、お話は春、そして夏へ。富良野では、そして東京でも様々な事件がおきます。

第13話・14話は令和7年8月22日(金)13:50-15:45の放送です。


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