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6月、7月と連続で瀧川鯉丸師匠の落語を聴きに行ったよ、という話。


今、東京の落語家さんでおいらが一番推しているのは誰かと言えば、瀧川鯉丸師匠かもしれない!


鯉昇師匠門下、昨年春に真打昇進。今ノリに乗ってる噺家さんだ。

何が良いって、まず、そのしっかりとした、古典落語。落語もいろいろあって、何が正しい、どれが本物、正統、亜流、そんなことをいうのは野暮だと思うが、「しっかりとした古典落語をちゃんと聴きたい」と思ったとき、今、若手で一番聴かせてくれるのは、鯉丸さんだと思うのだ。


二つ目の時、神楽坂の小さな小屋で聴いた鯉丸さんも、寄席で聴く鯉丸さんも、大きなホールで聴く鯉丸さんも、それぞれの位置、場所でしっかりと噺を聴かせてくれる。まあ、おいらが好きな噺家さんなのだ。


余談だけど、うちのカミさんは、鯉八師匠が好きで、毎月のように鯉八師匠の出る落語会、寄席を聴きに行っている。鯉八さんも鯉丸さんも鯉昇師匠門下。同じ一門でこうも方向性が違うのもすごいなぁと。



さてまずは6月14日、おいらの住む市が尾から電車で15分。長津田で開催された円楽・鯉丸二人会。もうレギュラーといってもいい、横浜市緑区・みどりアートパークでの落語会。昨年「七代目」を襲名したばかりの円楽さんと、鯉丸さんがそれぞれ最高の落語をきかせてくれる。

トリは鯉丸さん。トリのネタは「ねずみ」。江戸時代の名工芸作家、左甚五郎のお話し。左甚五郎を題材にした落語は様々あるけど、そのなかでも「ねずみ」はやはり良い噺だなぁ~と。鯉丸さんが出してくる小僧がかわいらしく。真打襲名から1年経って、ますます輝く鯉丸さんを見られて、幸せ。


そして7月。いや本当にめでたい。真打になってから、初の定席での、鯉丸さんトリ。池袋演芸場、初日の1日と、楽日の5日にお伺いしてきました。本当は毎日行きたかったんだけどね。

初日のトリネタは「阿武松」。真打になる直前の末廣亭深夜寄席や、真打の披露目で何度か聴いているけども、いやぁ本当に安定感のある良い落語。素人がこんなこと言うのは何だけど、けっこう大変な噺を、しっかりと聴かせてくれるなぁ、と。場面場面での、後の阿武松の表情が、本当に良いです。

楽日は「井戸の茶碗」。この噺も二転三転、噺が様々に展開するけっこう大変な噺。こちらも素人感想ですが、いや、良かったと思いますよ。

古典落語をしっかり聴ける。しっかり聴かせてくれる。ほんと、鯉丸さん良いです。



……と、書くと、古典好きと思われるかもしれないが、良いものは良い、好きな物は好きで。

池袋、初日、楽日と2日間、蛙朝(あちょう)さん良かったな~~。失礼かもしれないが、前座のころ、はち水鯉時代何度か聴いた時は、へたくそだな~と思ったのですが、二つ目になってから、はち水鯉さんがかける新作がめちゃくちゃ面白い。もてない話のマクラから、初日は鎖鎌ぶん回すお嬢さんの話、楽日は大盛無料に関するドタバタ、前にどこかで聞いた、サウザーの話も笑いすぎて胃がひっくり蛙かと思った。

落語、本当にいろいろあって奥が深いなぁ~と。


あと、べ瓶師匠。なんて演題かわからないけど、地蔵の頭で尻毛を抜く噺。いや~ばかばかしくて最高。さすが上方落語。楽日に聴いた「真田小僧」も、今まで聴いたことないほど、小僧の憎ったらしさが。江戸の悪ガキと上方の悪ガキ、雰囲気違いますね。


今月はけっこう、落語に行く機会があるので楽しみ。仕事も頑張ります。


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