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【雑記帳】令和5年4月の徒然~桜の季節……今宵逢う人 みなうつくしき

4月1日 土曜日

<散る桜、風で舞う桜も美しい>

今年の桜は少し気が早く咲きはじめた。そして桜をゆっくり眺めたいなと思うころ、雨やら、風やら。ま、お天気はしょうがない。ようやくやってきたお天気の、桜咲く週末であるがもう桜は散り始めており。でも散る桜も、風でまう落ちた桜もきれいなのが桜の良いところだなと思ってみたり。

3月最終日が統一地方選挙の公示日となり、あっちいったりこっち行ったりでさすがに疲れたようで、新年度初日はぐでっとすごす。まあパソコンを立ち上げればF1、F2とオーストラリアでのGPが流れてくるので退屈はしない。

何もしない一日も大事。


終日 自宅。いろいろ休養




4月2日 日曜日

<オーストラリアGP、角田選手も岩佐選手もすごい!>

オーストラリアと日本の時差は1時間。なので今週末のF1オーストラリアGPは、明るい時間にリアルタイムで見ることができる。しかもDAZNがサポートレースから流してくれるのでありがたい。

まず朝起きて、いろいろ準備&朝食をたべながらF3を見る。メルボルン、朝早くからけっこうお客さんいるのね。確かに日曜朝のF1フリー走行があったころ、間に合うように鈴鹿サーキットに向かっていたなぁと。世界中どこでもオタクの朝は早い。F3久しぶりに見ているけどモントーヤの息子が出ているのね。マンセルという選手もいるが、ナイジェルとは関係無いらしい。全然関係ないわけだけど「モントーヤとマンセルのインシデント」という響きでニヤニヤしてしまう。

昼間、1件お客様のところへご訪問の予定があったので、移動しながらF2を鑑賞。岩佐くんポールからのスタート。SCの出る荒れたレースを、危なげのない横綱相撲で制してしまう。これでまだ4戦消化の時点であるが、ポイントランキングもトップに躍り出た! こういう横綱相撲のレースって、日本人の海外フォーミュラレースで記憶にないな。スゴいよ。本当にスゴい!

お客様のご訪問を終え、自宅にかえってきて、F1の決勝。赤旗2回の大荒れのレース。その中で角田が非力なマシンで頑張った。殊勲の1ポイントゲット。でもスタートからゴールまで3時間。夜中のレースだったら寝落ちしてたな。


午前中 1件お客様ご訪問

午後  テレビでF1視聴


4月3日 月曜日

<同調圧力なんとかならないものかね。>

実質新年度1日目。新入社員の皆さん、新入学の皆さん、おめでとうございます。ニュースを見ていると入学式でマスクをつけていただの、つけていないだのそんなニュースが。そういうニュースが報じられること自体、同調圧力をかけているのではないかと思ってしまう。おいらはマスクをしている人も、していない人も否定しない。そりゃ咳き込んでいる時はマスクをつけてよとか、そういうことは思ってしまうけど。それは「エチケット」の話だ。誰かに規準をもとめ責任を回避するのではなく、個々の判断できちんと対応すれば良いと思うのですがね。世の中なかなかそうではないようだ。


まぁしかし、年度が変わり「脱コロナ」の世界がようやくこの日本で見えてきた。歌舞伎座の演目を見てみたら4月切られ与三、5月髪結新三、6月義経千本桜……って、なんか今までコロナの分の損失を一気に取り戻そうとするかのような演目だ!


髪結新三を見て初鰹で一杯やりたいなぁ。しかし来月もドタバタしてそうだなぁ。


午前中、自宅で相続関係の業務、著作権関係の業務

午後、あっちこっちうろうろ。

夜、飯くってふと横になったら知らんうちに寝てた。


4月4日 火曜日

<我が国は民主主義、自由経済の陣営であることを旗幟鮮明に示す必要がある。>

日経新聞を見ていたら「人権尊重 企業に促す」という見出しが。

ごくごく当たり前のことが、見出しとなっており、見出しだけではピンとこないのだが、よく記事を見ると、外国からの輸入に関する話。人権抑圧をおこなっている国・地域からの輸入を制限する取り組みを経済産業省が音頭を都って行うということだ。

今年日本はG7の議長国。国際社会が揺れ動くならで、我が国は民主主義、自由経済の陣営であることを旗幟鮮明に示す必要がある。そのような観点から、非常に重要な政策であると思う。

翻って我々行政書士もこの視点は持たなければいけない。人権”抑圧”に関連する企業の契約書作成等法務業務を受けていないか。そもそも入管業務などで人権”抑圧”の手助けをしていないか。きちんと考えながら業務をしていかなくてはならないと思う。


午前中から外回り。合間合間で書類作成業務。著作権関係


4月5日 水曜日

<清明>

二十四節気の「清明」。季節も清々しく、日差し明るく季節。心も清々しく、明るく、元気に過ごしていきたいなぁと。いろいろ悩む日々。まぁ仕方ない。


午前中 事務所で1件打合せ。から某所訪問。

午後  相談会、相談員対応。から某所訪問。

夜   自宅であちこち電話。


4月6日 木曜日

<統一地方選挙>

選挙期間中ということもあり、ちょいっと出歩くと、いろいろな方々に会う。どの陣営の皆様にもがんばって頂きたいなぁと。


午前中 某所へ。某所の最寄り駅で他の行政書士の方々と待ち合わせたのだが、間違って30分前についてしまった。のだが、回りに喫茶店とかない。改札前に30分立ち尽くす。

午後  東京方面へ。もろもろご訪問。夕方から事務所で業務。契約書作成、著作権関係 他


4月7日 金曜日

午前中 事務所で業務。著作権関係、助成金関係。経理作業。

午後  行政書士会で会務


4月8日 土曜日

<上方落語を横浜で聴き、野毛で酒に酔う週末>

今日は桜木町のにぎわい座へ。

昨年の行政書士フェスタでお世話になった、桂雀太さん出演の落語会があったので、行政書士のお仲間の皆さん9人で落語鑑賞。


雀太さんの演目は「八五郎坊主」めちゃくちゃ面白かった! 上方独特の噺を横浜で聴ける贅沢! 迫力ある熱演。雀太さんやっぱり良いな〜

一昨年のNHK新人落語大賞で見て以来、生で聞きたいと思っていた二葉さん。ついに生で聴くことができた! 演目は「がまの油」。口上、きれいでお見事。後半の酔っ払いも素晴らしい。

太遊さん、九ノ一さん、初聴きだったけど、まだまだ知らない面白い人がいるのだなぁーと。高座で歌うと言えば東京では、昔は川柳師匠、今は、しん華さんの高座とかも好きなんだけど、太遊さんのミュージカル調小噺、最高だった!

九ノ一さん植木屋娘、初めて聴いた噺。こちらも大爆笑!

源太さん、昨年NHKの時、なかなか素晴らしかったなぁと。今日は紙入れ。いや、これが素晴らしい! おかみさんの色っぽさも、間男のあたふたぶりも、旦那の間抜けぶりも見事。師匠が良いのだろうな。

もっと関東でも出演があれば人気出るだろうな。なんか、品の良い小痴楽師匠というか…


で、終演後、行政書士のお仲間と野毛飲み。M先生にお店の予約頼んだら「とりあえず1件目は予約しました〜」

い、一件目、ね。は、はい。

ってことで、久しぶりにハシゴ酒🪜

お仲間の皆さんと落語、お酒と、楽しい休日でした〜


終日 休日。


4月9日 日曜日

遊んだ分はしっかり働かなくてはならない、ということでなんだかんだとこの日は仕事。お客様によっては平日、お仕事があったりするとどうしても、夜間、週末の対応となることがある。こちらとしても、週末は役所や企業がお休みだったりするので、その間にもろもろ対応できることはありがたいのです。


午前中 事務所で書類作成。相続関係。

午後  某先生の事務所へ。

夜   開票速報。


4月10日 月曜日

<選挙戦を闘った候補者の皆様、陣営の皆様、本当にお疲れ様でした。>

統一地方選挙の前半戦が終わった。ここ横浜では、知事選、県議選、市議選とすべて「前半戦」で行われるので、横浜の統一地方選挙はこれで終わり。ふたをあけてみれば、県議選に関しては定数が増えた分&共産党が減らした分を維新が持っていって、市議選に関していえば、立憲と共産が減らして分を維新が持っていってと、いずれにしても維新の躍進を感じた選挙になった。たらればは無いが、維新・松沢さんが最後まで主張していた「維新の知事候補」を擁立していたら、さらなる躍進があったのではないかなと。維新にいろいろ意見はあるだろうが、「一発逆転政権交代」を狙うのではなく、地方政治から着実に勢力を伸ばしていくという手法は、いわば「常套手段」であり、そこはさすが首長が作った政党、地方自治から発展した政党だなと思う。

まあとりあえずは選挙戦を闘った候補者の皆様、陣営の皆様、本当にお疲れ様でした。


『20世紀少年』という漫画そして映画になった作品がある。浦沢直樹さん原作の作品だ。いろいろな状況の中で、主人公のケンヂやオッチョは20年近い闘いの果てに、自由を勝ち取る。この漫画を最後まで読んだとき、20年とはなんと過酷な、長い時間を主人公たちは闘わなくてはならなかったのかと、思った。

しかし現実には、実際の世の中には50年以上、自由を勝ち取るために闘わなくてはならなかった人がいるわけで。

「検察側の有罪立証なければ、袴田さん早期無罪の公算 きょう3者協議」


正義ってなんだろうね。と考えてしまう。


「キリン横浜工場、レストラン営業再開 直送ビールを提供」


3年前、行政書士会緑支部の厚生行事をここで行おうとしたのだけど、コロナで中止になっちゃったのよね。今年こそ、行きたいなと。


午前中 近くをいろいろ所用でうろうろ

午後  事務所で事務作業。

夜   支部の役員会@あざみ野


4月11日 火曜日

<多くの住民がその権利を放棄するという現状は良い状況とは言えない>

統一地方選挙前半戦。横浜では県知事選挙、県議会議員選挙、市会議員選挙と行われた。それぞれの選挙の投票率、過去最低とはならなかったものの、いずれも50%を切る投票率であった。


「(社説)低い投票率では地域の未来は開けない」


日経新聞の社説も、低投票率を憂う記事が。この日本において「地方自治」は第二次世界大戦後、導入された仕組みであって、日本国憲法においても、一章さいて、その制度を保障しており、民主主義の根幹をなす制度だ。多くの住民がその権利を放棄するという現状は良い状況とは言えない。しかし一方で住民が「興味を持てない」状況を作り出している政治の担い手側にも問題はないだろうか。

”対立”が必ずしも良いとは限らないが、”競争”は必要だ。ここ横浜市内においても「無投票」となる選挙区がいくつあっただろうか。政党がしっかりと、政治を担う者の責任として候補者を擁立することも大事なのではないだろうか。

そしてもっと積極的な情報開示を行うことだ。横浜市青葉区に住んでいると、多くの心ある議員の方は、公告媒体や、ポスティングなどで、活動報告を行っている。積極的な情報公開を多くの議員が、候補者が行うべきだと思う。


朝 自宅で作業。見積の作成等々。

午前 行政書士会で会議

午後 東京方面へ。いろいろ打合せ


4月12日 水曜日

<特定行政書士について①>

我々行政書士には、資格内資格として「特定行政書士」という制度がある。平成26年に施行された行政書士法改正により出来た制度であるが、おいらはその”第1号”特定行政書士でもある。何のことはない、制度が出来た最初の年に、特定行政書士を「付与」されるための研修を受け、試験を受けただけなのだが。


で、この特定行政書士という制度、何なのかというと、行政書士は他人からの依頼の受け、官公署に提出する書類を作成し、申請・届出を行うことが仕事なわけだが、この作成・申請・届出に加え、申請等が「不許可」になった際の「不服申立て手続き」が行えるようになるのが「特定行政書士」なのだ。


意義はある。つまり行政書士はこれまで、書類を作成し申請等を行うまでが業務であったわけだが、そこに「不許可」という、私人と官公署との間におきた「紛争」について、「代理人」として携わることが出来るようになったわけで、この「紛争」の分野に一歩、行政書士が足を踏み入れることが出来たことは、今後の業務を広げていくための一歩と考えることもできるわけだ。

しかし問題もある。そもそも我々が申請等の書類を作成する際「不許可」となる前提で書類を作ることは無い。そもそもそのような処分をくらってしまうことが、行政書士の落ち度である場合もある。

そうなるとせっかく法改正を経て、得た資格である「特定行政書士」という資格を、活用する場がないのである。


あくまで個人的な意見であるが、これは決してよろしいことではない。

つまり「法改正」というのは「必要であるから」行われるわけで、行政書士法の構造上、我々が議員の先生方に「お願い」をして「改正してもらった」ものが、実は必要のない使えないものでしたというようなことはあってはならないことなのだ。

そこで様々なところで、その活用について検討が行われているわけで、神奈川県行政書士会でも「特定行政書士検討ワーキンググループ」が設けられている。で、おいらはその「副座長」を2年間努めさせて頂いた。(明日へ続く)


午前 自宅にて書類作成、会議の準備

午後 行政書士会で会議


4月13日 木曜日

<特定行政書士について②>

昨日の続き。特定行政書士の話。


神奈川県行政書士会では、特定行政書士制度の活用を考えるため、「特定行政書士検討ワーキンググループ」が設けられている。で、おいらはその「副座長」を、今期、2年間努めさせて頂いた。

実は前々期、つまり6年前~4年前にかけて、神奈川県行政書士会には「特定行政書士特別委員会」という委員会が設置されており、その委員会においても委員を努めさせて頂いていた。その際に行ったのは、まずは事例研究。神奈川県そして横浜市等、地元自治体ではどのような不服申立が行われているのか、そしてその不服申立から行政書士が業務とし得る事例があるか研究を行った。その研究を通じて、ひとつ示された方向性は、「不服申立ての代理」という業務が本筋ではあるが、その周辺業務を行うことに、活路を見いだせないかということであった。

そしてその続きの2年間においては、ちょっとグレて、委員をお断りしたのだが、今期2年間は再び、特定行政書士検討ワーキンググループの委員を、副座長として努めさせて頂いた。


この2年間においては、6年前~4年前にかけての「特定行政書士特別委員会」での議論をベースに、まずは、様々な方からご意見を伺うこととした。

そのひとつとして、神奈川行政書士政治連盟の顧問を務めて頂いている、神奈川県議会議員・長田進治先生からご意見を伺った。これはある種、行政への「不服申立て」である「陳情・請願」を議員の方が担っていることから、お話を伺い特定行政書士活用の路を見いだせないかと考えたからだ。コロナ禍でお忙しいなか、わざわざ神奈川県行政書士会の事務局まで長田先生にお越し頂き、お話を伺い、長田先生からのご意見、ご提言は大変参考になった。

もう一つが、佐賀県行政書士会副会長の徳永浩先生に、わざわざ横浜までお越し頂き、講演をお願いした。徳永先生とは、日本行政書士会連合会での著作権関係の会議でご一緒させて頂いている。佐賀県をはじめ各自治体等で、多くの委員等をつとめ、行政書士法をはじめとする法制度に大変お詳しい先生だ。その講演を通じて、「不服申立て」だけではなく特定行政書士の資格を活かせるのではないかと、これも大変参考になるご提言を頂いた。(明日へ続く)


終日 東京方面。合間合間で書類作成、雑務。


4月14日金曜日

<特定行政書士について③>

特定行政書士の話。続き。


様々な方からお話を伺った上で、今期の「特定行政書士検討ワーキンググループ」では、「不服申立て」という紛争分野に活路を見出す研究から、少し視点をかえて、研究を行うこととした。

その理由のひとつは神奈川県下では、行政書士が不服申立ての代理人を務めた事例があまりに少ないこと。(おいらも制度開始以来、代理人に名を連ねたことが1件あるのみである)全国組織である日本行政書士会連合会が、全国からの事例収集を行い、検討を重ねていることもあり、決して多くない予算、人的リソースを、有効活用する上でも、別の視点からの検討を行うことが、有効であろうという結論になった。


そこで行ったことが、行政不服審査法、行政手続法をあらためて解釈し、許認可申請を行う上で、神奈川会の会員が、一段とクオリティーの高い許認可申請を行えるよう「戦略的許認可申請ハンドブック」と題した冊子を作成した。


そもそも不服申立てを行う上で根拠となる「行政不服審査法」はその目的の一つとして「行政の適正な運営を確保すること」を掲げている。そして行政手続法は「行政運営における公正の確保と透明性の向上」を目的の一つとして掲げている。

その上で行政不服審査法は「国民の権利利益の救済を図る」ことが目的であり、行政手続法は「国民の権利利益の保護に資すること」を目的としている。

そして我々行政書士は、行政書士法により「国民の権利利益の実現に資すること」を目的としているのだ。


実際の許認可申請等の実務においては、役所等より公表されている手引きや、各種書籍等に掲載されているマニュアル的なものを参考に、業務を進めてしまうことが多い。しかし建設業許可においても、医療法人設立に関しても、産廃処理・収集運搬に関する許認可においても、いずれもその手続きが行政手続法の規定が、その制度の根幹をなしており、行政不服審査法が、その制度上に瑕疵がおきた場合の担保となっているわけだ。

このことを行政書士がしっかりと認識、理解し、業務を行うことにより、顧客の皆様より依頼を受け、行政と対峙し業務を進めることが、より一層高いレベルでのサービス提供を行うことが出来るようになるのではないだろうか。


と、いうわけで今期、神奈川県行政書士会・特定行政書士検討ワーキンググループでは、『戦略的許認可申請』というハンドブックを、小出秀人座長・副会長の下、作成しました。正直に言うと、今期のワーキンググループのメンバーは座長含め6人であり、そのような小人数でこのような研究を行うよりかは、もっと知見をもった多くの人に関わってもらい作成したかったと、思うところではなります。

しかしこのような研究の積み重ねが「特定行政書士」という制度の発展の一助にはなるかなと考えております。


とりあえず2年間の活動が終わるので、備忘録的に記してみました。


朝  自宅で雑務

午前 行政書士会会務

午後 センター北で昼飯 から ノマド作業

夜  青葉台で1杯



4月15日土曜日 

<テロリストには何も与えるな! 名前すら与えるな!>


おきてはならない事件がまたおこった。2回連続、国政選挙の最中にテロリストによる暴挙が起こる。いったいどうなっているんだ。国の安全というもの、治安というものを、根本から見直すべきだ。

幸い誰も命を落とさず良かった。しかしそれは運でしかない。勇敢な地元漁協の方が即座に犯人を取り押さえなかったら、確実に2発目が投擲されていた。1発目の爆発がなげこまれてから50秒近くあったことも幸いした。仮に爆弾の種類が、釘爆弾やボストンマラソンに使われた圧力鍋爆弾のようなものであったら、あの現場で多数の被害者が出ていた。

今回、個人的に特に心が痛むのが、現場に、ここ横浜市青葉区選出の三谷英弘衆議院議員がいたことだ。三谷議員は今、自民党の遊説局長を務めているため、総理遊説に同行して現場にいた。映像を見ると、飛んできた爆発物が地面に落ちたあと、気が付いたSPが爆弾をけとばしている。そのけとばした先は、三谷議員の足元のようにも見えるのだ。

もし爆発が数秒早かったら。爆弾の種類が殺傷能力の高いものだったらと考えると、ものすごく心が痛くなってくる。地元の議員さんは、実際に顔を合せることも多い。だから余計に、あの現場に知っている人の顔があったからこそ、本当に被害が無くて良かったと思う。

映像を見てもう一人、すごいなぁと思ったのが、岸田首相の隣にいた門博文候補だ。咄嗟に身体が動いたのだろう。事件がおこった瞬間、SPと同じタイミングで岸田総理をガードしようとしている。なかなか出来る動きではない。


そもそもテロリストを擁護するような、賛美するような報道を行うからこうやって事件が連鎖するんだ。昨日、今日の話では無い。世間は永山則夫の名前は覚えていても、永山に殺害された4人の名前は覚えていない。知識人なる人たちは、彼の名誉は称えても、被害者を語りつごうとはしない。出所してきたテロリストをヒロイン扱いした報道は、つい昨年のことだ。そうした犯罪者賛美の延長線上に昨年7月の事件も、昨日の事件もなるのではないか。

テロリストには何も与えるな! 名前すら与えるな!


非常に腹立たしい事件が起こった一日でした。


午前 医者→床屋という中年の理想的休日

午後 天気だったら神宮へ行こうと思うも、雨だからなと思っているところで、事件の一報。帰宅しニュースを見る。一通り見たあと、あまちゃん2週目→鬼滅の刃・刀鍛冶の里編第1話→推しの子第1話と視聴。 つまり休日。


4月16日日曜日

<『推しの子』は絶対にチェックすべきアニメだ!>


『推しの子』の第1話を見た。

当初はまったくのノーチェック。しかしテレビで第1話放送後、twitter上でのあまりの賛辞の多さに興味を持ち、netflixでチェックしてみようと思ったのだ。タイトルと、イメージビジュアルから、アイドルをテーマにした何かかなぁ? と思いきや……

感情の揺さぶられ方がハンぱなかった! ストーリーの展開がすごすぎる! 話の展開があんな展開になるとは思わなかった! ヤバい、最後、おいら、泣いてる!!!!


初回異例の90分。いろいろ制作側は大変だったかもしれないが、まずは初回を90分にしたこともよかった。多分これから様々な話が展開していくであろう、「事件のプロローグ」を、初回に一気に詰め込んだ構成。アイドルもののかわいい系アニメと思って見始めたら、重厚なミステリー? ハードボイルド? で、アイドルもののかわいい系要素もあり。いやこの後どういう展開になっていくのかまったく予想がつかない! こんなに興奮する物語に久しぶりに出会った。


ぜひ皆さん見てください! 見ていただきたくでネタバレ無しで書こうと思ったら、まったく中身のない感想になりました。 いや、でもそんだけすごいんです。


先週は『鬼滅の刃・刀鍛冶の里編』もスタート。こちらも初回1時間スペシャル。まずは映像の素晴らしさに圧巻。こちらもこれから起こる「事件」へのプロローグといった感じだが、物語の展開としては静かなスタート。こちらも次週以降の展開が楽しみ。


ストーリーは知っているのだが、ついつい見てしまっているのが

『あまちゃん』の再放送。NHKBSで毎朝再放送がこの4月からはじまった。先週は2週目。先々週、先週と2週続けて、土曜日に一気見している。海に飛び込むシーンこんなに早かったっけ~とか、のんちゃんやっぱりめちゃくちゃ演技うまいな~とか、このテンポの良さが良いな~とか、懐かしいなぁ~とか、いろいろな気持ちが交じりながら見ている。展開はわかっているんだけど、これから半年、楽しみだ。


午前 自宅で雑用

午後 買出し→事務所で雑用

夜  笑点→浅草お茶の間寄席


4月17日月曜日

<「意味」があるもので、その「意味」がいつまで必要とされるかの見極め>


新聞休刊日。まぁ、制度として休刊日があるのはわかるが、全国紙が一斉に休むってのはどうなのかなぁといつも思う。休刊日は販売店を休ませるための制度だから、一斉に休まないと販売店が休めないという理由もわかるが。

たかだか45年しか生きてないおいらの記憶のなかでも、この45年で多くのものがかわってきた。高校時代は趣味として写真を撮ったら街の写真屋さんにフィルムを持ち込んだが、そんなお店はもうほとんど無い。学生時代、アルバイトをしていた恵比寿の写真屋さんも、何年も前になくなってしまっている。

昔住んでいた街に、ふとした時に通ってみると、よく立ち寄っていた本屋はほとんどなくなっている。大手メガ書店は残っているが、「街の書店」はほとんど無くなってしまった。

昔住んでいた街には、商店街があって、多くの個人店があった。魚屋さん、お肉屋さん、おもちゃ屋さん。今、商店街があってもその店の多くは、チェーン店が連ねている。


良いか悪いかわからないが、時代の流れの中で変わっていくものがあるのは事実だ。

その中で今のところ「新聞」という仕組みは、「電子版」という新しい取組は取り入れてはいるが、基本的な様態は変わっていない。

紙で印刷する意味もあると思う。販売店が毎朝届けることにも意味があると思う。しかしその「意味」を、社会がいつまで必要といているのか、そろそろ抜本的な判断を、考えなくてはならない時期なのではないかなと思うこともある。


我々士業も同じ。いつ世の中から必要とされなくなってもおかしくはない。そのなかでも「役に立つ士業」のあり方を常に考えていかなくてはならないと思う。


日経新聞夕刊に村山由佳さんのインタビューが


村山さん、作家生活30年。あぁ確かにそれくらいになりますかね。『天使の卵―エンジェルスエッグ』が発表されたのが、おいら高校生のころだから。多分、小説を、ボロボロ泣きながら読んだというのは、この小説が始めてだったと思う。その後『ダブル・ファンタジー』までは、発売と同時に買って読んでいた。仕事がドタバタしはじめると、なかなかリアルタイムでおっかけることは無くなったが、それでもかなりの作品を読んでいる。

村山さんの小説は不思議なんですよ。作品を通して瑞々しさがあるので、物語の本質は以外と人間のドロドロした深い部分を掘り下げていたりする。そして一語一語が心に響くのだ。

久しぶりに新作、読んでみようかなぁ。


午前 事務所に来客。

   現在事務所の入っている建物がリニューアル工事で工事中。騒音がけっこうひどい。

   しばらく対応考えないとな。

午後 と、いうことで、ちょっと集中して作業したかったので

   自宅に戻って書類作成。夜10時ごろまで。久しぶりに頑張った。

夜  鬼滅の刃・刀鍛冶の里編 第2話視聴


4月18日火曜日

<無投票が多い、地方選挙の現状、何とかならないもんかねぇ>


町議選など一番期間の短い選挙も「公示」され、いよいよ統一地方選挙は最終局面に突入した。4年に一度の大事な選挙……といいたいが、現行の制度での地方選挙が行われすでに70年以上が経過し、多くの自治体が「統一」から外れてしまっている現状では、なかなか全国規模で、地方自治を考えようという機運にはならないかもしれない。

ましてや選挙が行われる「はず」である地域でも、選挙が行われない現状はどうにかならないものだろうか。


無投票当選の市区長(日本経済新聞 4月18日)


統一地方選挙の後半戦、125町村の首長選挙と373の町村議会選挙が行われたが、首長選挙は56%が無投票、20の町村議選が定数割れになったということだ。

議員になればガッポガッポ報酬がもらえて、領収書のいらないお金ももらえてなんていうのは、大規模自治体の議員だけであり、そもそも予算の少ない、小さな自治体では報酬がすずめの涙ほどの自治体が多くある。また地域の高齢化が進み、議会そのものの高齢化が進んで、ましてや報酬も少ない中で担い手がいなくなっている自治体も多い。


何日か前にも書いたが、こういう地域こそ、国政を担う政党の責任として、候補者を擁立できないものだろうか。例えば、党職員、あるいは将来国会議員を目指したい若者を、ある程度政党の補助で移住させ、議会活動の経験を積ますなど、何かしらの方法がないもんですかね。


あまり詳しく書くのはやめておくが、地方議会の担い手がいないと、そういう議会を狙て、例えば新興宗教をバックとする政党から立候補し、議員となる人も出てきてしまう。それが良い状況であるとは思えない。


……現役の総理にテロ事件がおこったのは、数日前の土曜日のことである。にもかかわらず、毎日新聞や朝日新聞は、なぜテロリストの講演会を記事にするのか。そこになんのニュース性があるのか。「多くの戦いの中で過ちもあったし、いいこともあった」ふざけるな。暴力に訴えた時点で、すべての主張は意味を持たない。暴力に訴えたやつの負けなのだ。そんなヤツの声に耳を傾ける必要はない。


午前 朝一で家を出ていろいろ外回り

午後 合間合間でノマド作業

夜  久しぶりに「翠ソーダ」の缶を買い1杯。見逃していた、うる星やつらの第21話をnetflixで視聴。


4月19日水曜日

<ゴールデンウィークは寄席へ行こう>


本当はもっと計画的にいろやらなくてはと思うのだが、なかなか計画的にということが出来ない。と、いうことでゴールデンウィークどうしようかなぁと今さらになって考えているわけだが、とりあえず友達との飲み会は1件入れた。

1回ぐらいは寄席に行きたいな~と。5月上席のスケジュールを調べてみると


新宿=昼 助六師匠&住吉踊り 夜=翔丸・吉好・明楽真打披露

池袋=昼 文治師匠 夜=園馬師匠

広小路亭=伯山先生

鈴本=昼 正蔵師匠 夜=権太楼師匠

浅草=昼 木久扇師匠 夜=喬太郎師匠

その他 5/2 六連会(竹紋・鯉丸)


広小路亭で伯山主任。さらに遊雀師匠、松鯉先生、歌春師匠、そして紙切りの今丸先生まで!!!これ、朝何時から並べば入れるの?

池袋の文治師匠もいいなぁ。ぱぁーっと明るい話で大笑いしたいですね。


と、考えていたら楽しくなってきた。さて、ゴールデンウィーク、どうやって過ごすのだろう。


午前 朝一で家を出ていろいろ外回り

午後 行政書士会で会務

夜  うる星やつら第1期最終話、netflixで視聴。


4月20日木曜日

<著作権絡みのニュースが相次いでいる。>


著作権絡みのニュースが相次いでいる。

まずは4月17日の日経新聞から

「大阪IRのPR動画、作品を無断使用か 府・市が削除」


政府が大阪府・大阪市が計画するカジノを含む統合型リゾート(IR)の区域整備計画を認定したが、この計画に際し発表された「イメージ図」の中に美術家・奈良美智さんの彫刻「あおもり犬」や、村上隆さんの有名なデザインアートである花をモチーフにしたデザインが含まれていたというものだ。

この件、twitterを見ていたら、ニュースになる以前に奈良さんご本人が気が付いていて、問題提起をしていた。さらに奈良さんが村上さんにもお尋ねになったという記述もあり、いずれもご本人が知らないところで、このような利用はされたということだった。


本件に関してtwitter上では、まず奈良さんの彫刻に関して、「公開の美術であるか否か」という議論がされていた。細かい説明は省くが、簡単に説明すると、これは著作権法第46条に「美術の著作物でその原作品が前条第二項に規定する屋外の場所に恒常的に設置されているもの又は建築の著作物は、次に掲げる場合を除き、いずれの方法によるかを問わず、利用することができる。」との規定があり、つまり、だれでも見れるとろこに設置されている彫刻だったら、勝ってに使っても問題ないんじゃない? ということだ。

わかりやすい例でいうと、渋谷の「忠犬ハチ公」。あの像は誰でも入れる、見られる公開の場所に常設されている彫刻だ。現在のハチ公像は2019年に亡くなった安藤士さんが制作されたもので、まだ著作権の保護期間の最中であるが、ハチ公像を写真で撮影してBLOGに上げたり、ハチ公像をモチーフに何かを作るということは、誰でもできることになる。


しかし問題の本質はそこではない。この「イメージ図」なる物を作ったのが、大阪IRの参画企業が作ったのか、はたまた広告代理店が作ったのは知らないが、文化やアートというものに敬意なく、なんとなく日本のポップカルチャーがイメージできるそれらしいイメージ図ができればいいな~というだけで、このようなものを作るから、こんなトラブルが起きたのだろう。

IRというかカジノ自体に、おいらは反対ではない。むしろ賛成である。ギャンブル依存症うんぬんの話は、コロナ対策でも見られた日本に蔓延る悪癖、強すぎるパターナリズムの現れ、もしくは単なる反政権側から政治的主張でしかないと思っている。だからこそ、わが町横浜でIRの話が流れたのは残念でしかないのだが、一方で横浜の例を見なくとも、IRに関する議論が一定の反対意見を喚起するものであることは、十分にわかっているはずだ。

で、あるならば、そこに特定のアーティストのアートを、イメージとして利用するのであれば、著作権うんぬん以前に、アートへの、アーティストへの敬意として、まずは一言、使用について相談するのが、筋というものではないだろうか。それで断られたらイメージ図が作れないというのであれば、そんな貧困な計画はやめちまえ! ということだ。


もう1件が4月20日日経新聞から。

「性被害予防啓発ポスター、内閣府が使用中止 「別の作品と類似」指摘」

ありがちなニュースだ。経緯はわからないが、どこかでたなかみさきさんのイラストが、そのイメージが残ってしまったのだろうね。だったら、たなかみさきさんに発注すればいいと思うのだが。書下ろしが難しかったとしても、「ありもの」を使わせてという依頼だったら、どうだろう、応じてもらえたんじゃないだろうか。もしかしたら、「外注」する費用はもったいないと、請け負った凸版印刷がけちった結果なのか? まあ背景はよくわからない。

残念なのは凸版印刷は著作権、知財に関して素人の会社ではないということだ。会社自体がビジネスとして様々な知財戦略を展開しているし、政府の著作権関係の会議に、取締役の方が出席されたりもしている。知財で勝負している会社が、こういった初歩的な著作権トラブルをおこしてしまったことが、ちょっと残念だなぁと思うニュースでした。


午前 自宅でWEBーMTG1件。今、事務所の入っている建物が改装工事中で騒音がすごいので自宅で作業。

午後 東京方面へ。合間でノマド作業。

夜  サイゼ呑み。至福


4月21日 金曜日

<発信することで得られるありがたきお知らせ>


このページもそうだが、twitterなども含めこちら側から「発信」をしていると、その「発信」に対して返信をもらうこともある。数日前に寄席のことをつぶやいた。上野に上野広小路亭という寄席があるのだが、ここはせまい。たぶん100人入らない。しかしその小ささがよく、演者を身近に、そしてスピーカーを通さず生声で講談や落語を聴くことができる。個人的に好きな寄席の一つだ。

この小さな小屋で、ゴールデンウィークという絶対に多くの人が訪れるであろう日に、普通にチケットを入手することが困難である、神田伯山がメインをつとめる興行がある! この公演を見るためにはいったい何時から並べばいいんだーーーー! ということをこのページに書いて、そしてtwittwrでつぶやいた。


なぜなら基本的に、寄席というのは当日券。この上野広小路亭は日本講談協会による「講談」の公演も行われており、何回か見にいったことがあるのだが、その時は朝8時ごろから並んでいた。と、なると今回はGW、しかも伯山以外にも人気の噺家さんたちが出る。1~5日、どこか1日は行きたい。仕方ない、どこか始発で行くか~と思っていたら、「今年から電話予約にかわりましたよー」とtwitterで親切な方が教えてくれたのだ。


ありがとうございます! あやうく始発で出るところでしたよ~。 さっそく電話で予約しましたが、あぶない、もう予約でいっぱいになっている日もあった!


ま、これでGWの楽しみが一つできた。


午前 自宅で業務。著作権関係。相続関係。途中、行政書士さんとWEBでMTG。

午後 会務

夕方 事務所で業務。雑用。書類整理。法人関係。

夜  自宅で作業。書類作成

深夜 旅の準備


4月22日 土曜日

<尾道は非常に美しい街であり>

広島県尾道市。長い間、あこがれの街だった。最初にこの街を意識したのは、大林宣彦監督の「時をかける少女」など尾道3部作。映画に出てくる美しい風景を見て、良い街だなかと思った。そうして意識するといろいろなものが目に入ってくる。小津安二郎監督の「東京物語」、小説では志賀直哉の「暗夜行路」……そして近日中に別の記事をアップしますが、おいらが青春時代追いかけた”うたうたい”鈴木彩子の「それぞれの探しもの」のミュージックビデオも尾道で撮影されている。


何しろこの街は美しく「絵」になる風景が多いのだ。瀬戸内海を緩やかに流れる海の流れ、島々を往復する渡し舟、急な山々に数多くある寺院、そしてその寺院を結ぶ無数の石段。何もかもが美しく、異国情緒ならぬ異“街”情緒を感じ支えてくれる。


あこがれたこの街に縁ができて、はじめて尾道を訪れたのは15年前のこと。カミさんのおばあ様が尾道在住だったのだ。結婚が決まりご挨拶に伺わせて頂いた時が、初の尾道となった。おばあ様が住んでいたのは、尾道の市街地から瀬戸内海を挟んだ「向島」。駅で電車を降りて、渡し舟で島にわたるという経験はその時が始めての経験だった。まあその時の訪問は、結婚のご挨拶ということで緊張していたので、あまりよく覚えていないのだが。


2回目の訪問は、6年前。残念ながらおばあ様が亡くなったとの報せを受けて、尾道を訪れた。夏の暑い日だったなぁと。


そして今回は3回目。本日から2泊3日で尾道へ。

おとなりの福山でももクロのライブがあるためであるのだが、亡くなったおばあ様のお墓参りに行っていなかったので、この機会に行こうかなと。

午前中、羽田から広島空港へ。広島空港からバスで白市駅。そして電車で尾道駅へ


何度来ても尾道は良い。前回訪れた時、尾道駅は工事中だったが、とてもきれいな、スマートなデザインの駅にうまれかわっていた。

今日は一日、尾道の市内をふらふらと。この街はただ歩くだけで楽しい。

晩飯はお好み焼き。

『魔女見習いをさがして』でレイカ(CV.ももクロ百田夏菜子)がバイトをしていた「尾道お好み焼き ぽっぽ家」を歩いていたらみつけたので入ってみたら……めちゃくちゃ旨い!

麺を牛脂でバリパリにしてくれて、砂肝も入っていて、いやぁ、本当に旨い! おいらのなかでは、みっちゃん、八昌を超えた! 


と、いうわけでただいま、尾道を堪能しております。


終日 横浜→羽田→尾道。


4月23日 日曜日

<尾道で発見したちょっと意外な選挙戦術>


引き続き尾道。


夜明けちょっと前に目が覚めた。ホテルの窓から外を見ると、ガス灯を模したオレンジ色の光が、尾道の街を照らしている。最近、東京や横浜で街頭といえば、LEDのやたら明るい白色灯が街を照らしている。明るくすることで防犯の効果もあるのだろうが、おいらは、やさしい尾道の橙色の灯りの方が、やさしくて好きだ。何でもないこんな風景も、絵になるのだから、尾道はやはりすばらしい。


今日は統一地方選挙後半戦の投票日。ここ尾道でも市長選挙と市議会議員選挙が行われていて、昨日、街を歩いていたら、ひたすら街宣車、街頭演説を見た。

そんななか、見たことない風景が! なんとタクシーを街宣車に転用している候補者がいた!


タクシーの運転手さんに聞いてみたら尾道では20年ぐらい前から「タクシー街宣車」が、かなり利用されているとのこと。運転手さんも込みで、選挙期間中貸し切りになるのだという。

確かに尾道は急坂が多いし、狭い道も多い。瀬戸内海に浮かぶ島である、向島や因島も尾道市だ。船で島の方にも行くだろう。そうなると軽バンやハイエースよりも普通の乗用車タイプであるタクシーの方が実用的なのかもしれない。クルマ、ドライバー、ガスが一緒だから経費請求の手間も軽減されるかも。珍しいもの見つけたーと思って、ついつい山本期日前さんにDM送ってしまった。


選挙戦は各地で悲喜こもごも。泊まったホテルの外を見ると、市長選挙に出馬した新人候補の事務所が。かなり遅い時間になっても、灯りは消えず、人が出入りしていた。


終日 尾道→福山→尾道


4月24日 月曜日

<島を行き交う船をいつまでも残して欲しいなぁ>


引き続き尾道


結局、尾道市長選挙は303票差の大接戦だったそうで。現職が勝ったそうですが、こういう結果を聞くと1票って大事なのだなぁと思います。

何はともあれ、全国で様々な選挙を闘われたみなさま、陣営、スタッフ、関係者の皆様、闘いの春、本当にお疲れ様でした。


尾道駅前の船着き場から船に乗って、瀬戸内海を渡って5分、瀬戸内の海に浮かぶ向島。カミさんの方のお婆様が住んでいた島で今も島の中にあるお墓で眠っています。亡くなられたのは6年前、お婆様の旦那さんだった方も一昨年お亡くなりになり、一度お墓参りに行かなくてはと思っていたのですが……、なかなか重い腰が動かず。しかし今回、ようやく

お墓参りに伺うことが出来ました。行けてよかった。


瀬戸内海に浮かぶ島々、多くの島が今は橋でつながれています。しかし船で渡るというのも、なかなか風情があって。というより橋をわたって行くには大回りしなくてはなりません。住民の利便性は極端に落ちてしまいます。維持をするのがなかなか大変だという話も聞きますが、この文化は、いつまでも残して欲しいなと。


終日 尾道→向島→尾道→広島空港→羽田空港→市が尾 お疲れ様、自分。


4月25日 火曜日

<パワハラから産み出されるものなんてないのだ。悲劇をくりかえしちゃならない>


市ヶ尾に戻ってきました。


18年前に「パワハラ」って言葉あったかなぁと。言葉があったかどうかは忘れたが、現在の言葉で言えば、この事件は間違いなく「パワハラ」が原因となった悲劇ではないだろうか。


尼崎脱線事故18年で慰霊式 記憶と教訓、風化させぬ:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO70476000V20C23A4CE0000/


なぜだか忘れたが、この日はたまたま、朝テレビを見ていた。つけていた番組は、日本テレビの情報番組。当時この番組にコメンテーターで出演していたのがコラムニストの勝谷誠彦さんだった。おいら勝谷さんの文章、評論が好きで、当時は勝谷さんのメルマガを毎日購読していた。そんなこんなでたぶん、スッキリをつけていたのだろう。突然とびこんできたニュース。マンションに飛び込んだ電車の映像……番組にはヘリコプターの映像が飛び込んでくるだけで、何がおこったのかまったく情報がない。そんな中、尼崎出身で鉄道オタクでもあった勝谷さんが、次々と的確に映像にコメントを加えていた。今、「情報番組」にでているコメンテーターの皆様方で、そのような芸当ができる人はいるかなぁ。テレビに出て喋るというのは、それだけの知識と、ライブで自ら責任をおって発言できる覚悟が必要なわけで。

事故の直接の原因は若い運転手による、オーバースピードが原因とされているが、その背景として「日勤教育」という名の、会社による指導があったと言われている。問題を発生した運転に対し、安全の観点から指導をするのは重要なことだ。しかし航空・鉄道事故調査委員会等による報告書によれば、日勤教育は、問題を発生させた運転手に対するペナルティであると受け取られていたという。会社から従業員に対する過度な威圧は、今の言い方で言えば間違いなく「パワハラ」であろう。


こういう悲劇は二度とあってはならない。精神論からは何も生まれない。一つひとつちゃんと対応していかなくちゃいけない。


「特定技能」長期就労が全分野で可能に - 日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO70471560V20C23A4MM8000/


外国人の就労資格に対する、大きな方針転換だ。見直しは正しい方向かと。コロナ禍後の今だからこそ、積極的に政策を進めるべき。言い方によっては誤解を生じるかもしれないが、日本のために働いてくれる外国人に対しては、ちゃんと働いてもらえるよう、不法滞在にならないよう、ちゃんと法を整備すべきだ。そして在留外国人を法的にサポートできるよう、行政書士も外国人のあらゆる法務に対応できるよう研鑽を積まなくてはならないと思う。それにしてもこの記事、クレジットに「外国人共生エディター」とある。日経にはそんな役職があるのね。ニュースをつけると不法滞在の外国人に対して取り締まりを強化する法改正について、ああだこうだ、議論が飛び交っている。外国人に関する問題は、そんな問題だけでなく、様々な問題があるはずだ。最前線で取材をしている人は、今、在留外国人の方々について、どんな問題点を感じているのかな。一度、話を聞く機会を作れないものだろうか。


朝  自宅で雑用

午前 行政書士会で会議

午後 東京方面へ。著作権関係。

夜  飯、から1杯呑み。いい店みつけた。


4月26日 水曜日

<「春の一大事」と笑顔をつなげる、ももクロはやっぱりすごい>

この週末、広島・福山ではももクロのライブが行われていた。「ももクロ春の一大事 2023 in 福山市 笑顔のチカラ つなげるオモイ」、ももクロ運営の企画がうまいなぁ~と思うのだが、このライブは地方自治体からの誘致を募集し、行われたライブとなっている。

前に見た応募要項だと、開催する場所は、自治体が管理する土地などを無償で提供してね、と。そのかわり、ももクロはギャラいらないよ。ステージもこっちで設営するよ。なんなら中の警備とか、輸送とか、お弁当とかは地元に発注するよ。よければ地元企業さんともいろいろコラボしましょうよ~。ライブの諸権利とかは全部ももクロ側ね。と、そんな形で行われるライブなのだ。

なのでライブを見に行く側からしてみたら、その街におりた瞬間から「ももクロ様、もものふ(ももクロファン)様、歓迎します!」となっているから、非常に気分が良い。今回も、福山の街中に歓迎のノボリは立つし、駅前の福山城はももクロの4色にライトアップされていた。

こうなるとこっちも変なことはできない。地元からはももクロファンはお行儀がよいとか、中には会場までのゴミ拾いをしてしまう人もいるので、なおさらみんながハッピーになっていく。

さらにはライブが終わったあとも、地域が「聖地化」するので、あとからファンも押しかける。2019年の会場だった富山県黒部市は、今でも記念イベントをやっているし、昨年の主催自治体の一つだった福島県浪江町では、ももクロメンバーの一人、あーりんこと佐々木彩夏がリーダとなったJA浪江というアイドルグループが定期的にコンサートを行ったりしているのだ。

もとも安倍内閣の補佐官であった飯島補佐官と近かったり、桜を見る会に参加したり、そして今でも安倍内閣の内閣官房三よであった藤井聡とのレギュラー番組をもっていたりと、政治とかなり近い距離の活動を行ってきたグループでもあるのだが、まわりの巻き込み方、企画力が本当にすばらしいなと。その地域への観光もあわせて、ついつい、こちら側も「春一」だけは絶対に行きたいなぁ~というライブになっているのだ。


もともと「春の一大事」というライブタイトルは、2011年、当時メンバーの一人であった早見あかりの卒業ライブにつけられたタイトルだった。その後、横浜アリーナ、西武ドーム、そして国立競技場と、どんどんステップアップしていった春のビッグイベントのタイトルしてしてつけられた。そして2017年、当時メンバーだった有安杏果の地元「埼玉県富士見市」での市制施行45周年記念事業としてのライブから、自治体誘致のライブとなった。


多くの人をまきこめばまきこむほど、大変なことは増えていくと思う。しかし大変だったとしても、多くの人を巻き込んだ方が、得られる成果も大きくなる。ももクロはいろいろな人を、いろいろな地域を巻き込み、「笑顔をつなげる」という大きな成果を、産み出している。


とまぁ、おたくの独り言です。ももクロ、やっぱりいいのよね。


午前 自宅で作業 からの WEBでミーティング

午後 銀行まわり からの 事務所で作業。会務の雑務。相続関係。著作権関係

夜  日曜日に録画しておいた「笑点」視聴。一之輔師の「初天神」。テレビサイズできちっと、面白く。地上波で落語が流れるっていいね。その後、netflixで「ちひろさん」視聴。


4月27日 木曜日

<人口減の社会、抜本的な見直しを考える>


27日の各紙1面はほぼほぼ「人口減」に関するニュースだった。各紙のスタンスにより、人口減をそのまま伝えているところと、人口の1割が外国人になるというところを見出しにとっているところと。


人口減で縮む国力 将来推計人口、生産性向上が急務:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO70542780X20C23A4MM8000/


まあおそらく、この数字はかなり現実的な予測なのだろう。基本的にはどこの報道も、労働人口は減る、高齢化で社会保障費は増える、経済規模、GDPが減少すると悲観的な内容となっている。まぁ、このまま手をこまねいていれば、それも現実的な予測となるのだろう。


しかし総人口が1億人を割るまで、まだ30年以上も猶予がある。技術革新で人でをかけなくてもいいところは、人がいなくても大丈夫なような仕組みを作る。自治体のありかた、公共サービスのありかたも抜本的に見直していく。今の状況で人が減るからどうしたらいいではなく、人が少なくなっていくことを前提にどうしたらいいかを考えてゆけば、自ずから答えは出てくると思う。


午前中 東京方面へ。諸業務

午後  行政書士会で会議

夜   行政書士さんたちと懇親を深める会。


4月28日 金曜日

<スプリントシュートアウト、よくわからん>


いよいよゴールデンウィークに突入するわけであるが……何も考えていない。と、いうより、遠出するのは今年はやめようかなと。と、いうのは、コロナ明け最初のゴールデンウィークである。どこへ行ったって人混みにもまれるのは明白だ。こうなると自宅や事務所にこもり、粛々と、書類の整理をしたり何だリの方が良いに決まってる……カミさんにそれで許してもらえるのなら。

とはいいつつも、少しは外の空気にも触れたいなぁと。と、いうことでひそかに予定しているのが大山詣出である。前半は天気がわるそうなので、GW後半、天気がよくなって、おいらの気力もあれば、行こうかなと。


その前に今日から4週ぶりのF1である。中国GPが今年もキャンセルになったことで、期間があいてしまったのだが、この間にアルファタウリはマシンを向上させられたのだろうか? ……と思ったら、角田選手、予選なんと8位! すげぇなぁ。今週末のグランプリから急きょ「スプリントシュートアウト」なるセッションができた。今シーズンのF1のうちいくつかのレースでは、土曜日に「スプリントレース」が行われることになっていたのだが、その「スプリントレース」の予選として「スプリントシュートアウト」が行われることが、シーズン途中、急きょ決まったのだ。

昨年までスプリントのあったレースは、金曜練習走行→金曜予選→土曜練習走行→土曜スプリントレース→日曜決勝となっていて、スプリントレースの結果で、日曜の決勝のグリッドが決まっていた。それが新ルールでは日曜のグリッドは金曜の予選できめ、土曜のスプリントレースは独立したセッションとなったのだ。

うーん? 意味ある。 この新ルールでは練習走行は1回のみ。ほとんど、周回を重ねたシミュレーションができない。F1の醍醐味の一つは金曜→土曜とじょじょにマシンを仕上げていって日曜日のレースを迎えるという、「週末の流れ」も重要なのだが、その流れが新ルールではプツリと切られることになる。


また土曜日のスプリントレースは、けっきょくのところ、日曜日の「ネタバレ」でしかない。100Kmのレースを走ることで、ある程度日曜日の戦略の予想がついてしまう。


まぁ、今のF1の運営が「わかりやすさ」を求めてこのように形にしてしまっているのだが、安易なわかりやすさの追求は、モータースポーツの最高峰であるF1の価値を落としかねない。


ま、とりあえず久しぶりのレース楽しみます。


午前中から午後 外回り。法人設立関係、企業法務関係

夜 自宅にて F2予選→F1予選 DAZNで視聴


4月29日 土曜日

<だらだらゴールデンウィーク>


ゴールデンウィーク1日目はあえて何もせず過ごす。というか、いつものだらだら休日。飯食って買い物いってF2見て、F1見たら一日終了。まあこういう日も大事。


F1に関していえば、ここ何シーズンも圧倒的に強いチームがいて、その強いチームをどう崩していくのかが見どころになってしまっているのだが、すべてのモータースポーツがそうかと言えば、決してそうではない。あるレースで圧倒的な速さを見せつけた選手が、あるレースではダメだったり。不思議なもんだ。

F2。ヨーロッパのメジャーフォーミュラカーカテゴリーで、まだ序盤とはいえ日本人選手がトップにいるとは。岩佐選手はここまでキレキレのレースを見せてくれている。


ところが、アゼルバイジャンにきて、全然ダメ。なるほどね。これが練習走行が1回しかない怖さか。チームが持ち込んだセッティングがダメだと修正がきかないわけだ。


ま、長いシーズン、こういうレースもある。がんばれ! 岩佐。


終日 自宅。そして買い物。F2スプリントレース、F1スプリントシュートアウト、F1スプリントレース観戦。あとnetflixでタイガーアンドドラゴン、なぜか久しぶりに視聴。星野源の前座感、すごい。



4月30日 日曜日

<だらだらゴールデンウィーク②>


F1アゼルバイジャンGP決勝。もうここ最近のF1は、角田選手のガマンとイライラを共有しながら、何とか、針の穴に糸を通すようなギリギリの闘いぶりを見守る。しかも映像ではほとんど写らないから、コースポジションの図とラップタイミングとtwitterを見ながら闘いを見守るという、なんかよくわからない、ストイックな楽しみ方をするものになっている。

それが楽しいかどうかは置いといて、いや、楽しいんだろうな、少なくとも角田選手の頑張りは、日本のF1ファンの感情を揺さぶるだけの戦いをみせてくれているのだ。

ルールの抜け穴を使い、イレギュラーなタイヤの使い方をして予選8位。そして決勝も何とかねばりになばって300Kmを走破し、10位で1ポイントゲット。もう、本当にすばらしい。


今週はすべてのセッション、みやすい時間でよかった。来週は全部ド深夜のマイアミGP。昨年初開催……だったはずなのだが、ほとんど記憶にないな。寝てたかな。


終日、自宅。文字通り終日自宅。

netflixで、鬼滅第3話、タイガーアンドドラゴン第1話、2話、3話、録画していた先週の笑点、DAZNでF2、F1、録画でまともとなかい、リアタイで鬼滅第4話。充実。



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