NEWS CLIP|気になった法務・政策ニュース|2026年9月13日 from那住行政書士事務所(033)


9月13日、日曜日。
昨日9月12日は、神奈川県行政書士会緑支部地域の行政書士、司法書士、税理士、社会保険労務士の皆さんが集まって、「ビール工場見学」というレクリエーションがありました。
向かった先は、鶴見区生麦にあるキリンビール横浜工場。
私はビールが大好きなので、ビール工場を見学して、最後には試飲もできるとなれば、それだけで十分に楽しい企画なのですが、今回初めて知ったことがいくつもありました。その一つが、キリンビールと横浜との関係です。
キリンのルーツは明治時代の横浜・山手にあります。1870年頃、外国人居留地だった山手にウィリアム・コープランドが「スプリング・バレー・ブルワリー」を開設。その後、ジャパン・ブルワリー・カンパニーを経て、1888年に「キリンビール」が発売されました。
関東大震災で山手の工場が壊滅的な被害を受けたあと、一時は東京・赤羽への移転も検討されたそうですが、「横浜で生まれたキリンビールは、これからも横浜で」という地元の声もあり、生麦に新工場が建設されました。現在の横浜工場が竣工したのは1926年4月17日、稼働開始は同年6月13日。今年はちょうど、生麦移転100周年です。
横浜で生まれ、横浜で育ってきたビールだったのか。横浜で行政書士と仕事させてもらってる以上、これはもっとキリンビールを大事にしなければいけないなぁ、と。お中元、お歳暮、次からキリンに変えるかぁ。
工場見学で面白かったのが、ビールになる前の「麦汁」の試飲です。一番搾り麦汁と二番搾り麦汁を飲み比べるのですが、香りも濃さもまるで違う。そして何より驚いたのが、麦汁というのはこんなに甘いのか、ということでした。
普段グラスに入ったビールを見ていても、その前の姿を想像することなどありません。この甘い麦汁を酵母が発酵させ、アルコールと炭酸ガスが生まれ、私が大好きなビールになっていく。頭では知っていても、実際に麦汁を口にすると「なるほど、ここからビールになるのか」と妙に感心します。

そして、お待ちかねの試飲。出来たての一番搾りをはじめ3杯もいただきました。工場の中でしか飲めない、ホップの香りがものすごく立ったビールも飲むことができ、これはビール好きにはたまりません。
見学が終わってからは場所を移し、司法書士、税理士、社会保険労務士の皆さんと懇親会。それぞれの業界でいま何が起きているのか、仕事はどう変わっているのか、各士業団体がどんな課題を抱えているのか。普段、行政書士だけで話をしているとなかなか入ってこない話もあり、非常に有意義な時間になりました。
やはり、横のつながりは大事です。
「士業間交流」というと、どうしても各団体の役員同士が会合を開き、名刺交換をして、懇親会をして終わることがあります。もちろん役員同士が関係を作ることも必要ですが、それだけでは少しもったいない。せっかく行政書士、司法書士、税理士、社会保険労務士という、それぞれ違った専門分野を持つ人たちが同じ地域で仕事をしているのですから、その交流が広く一般の会員にまで届いてこそ、本当の意味での「士業間交流」になるのだと思っています。
行政書士会緑支部では、各士業団体の支部との交流を積極的に進め、できるだけ多くの会員が参加できる企画をこれからも作っていきたいと思っています。それにしても、行政書士、司法書士、税理士、社労士が集まってビール工場を歩くというのは、なかなか面白い光景でした。
法律よりホップの話の方が多い士業交流会。それはそれで良いのではないか、と。
01|DRAMA/VIVANT|情報が交錯する世界に、すっかりハマっています
日曜日といえば最近は……TBSの日曜劇場「VIVANT」に、すっかりハマっています。
第1シーズンが放送された2023年、最初から見るつもりだったわけではありません。第1話のとき、たまたまテレビがついていて、何となく見始めた。それが気がつけば完全に物語へ引きずり込まれ、毎週楽しみにするようになっていました。そして3年待って、ようやく今年、第2シーズン。今回は7月から2クールという、連続ドラマとしてはかなり大がかりな放送です。第1シーズンのラストシーンから直結する形で物語が始まり、乃木憂助、野崎守、黒須駿らをめぐる話が再び動き出しています。今夜9月13日は第18話の放送です。
ところが、楽しみに待っていたくせに、夏場は仕事が忙しくなってしまい、途中から追いつけなくなっていました。録画や配信があると「あとで見られる」という安心感が生まれるのですが、この「あとで」が実に危険です。1話が2話になり、2話が3話になり、気がつけば登場人物の方が先へ先へ行ってしまう。ようやく先週、最新話まで追いつきました。これで今夜は、久しぶりにリアタイできます。
第2シーズンを見ていて個人的に「おっ」と思ったのが、中国をかなり正面から物語の中へ入れてきたことです。現在、乃木ら別班の前に立ちはだかっている「Xinxi(シンシー)」は、劇中では中国側の別班的な存在として描かれ、その責任者である樊林杏は元中国公安部の人物という設定になっています。報道でも「“中国の別班”ともいえる民間情報組織」と明確に紹介されています。
もちろん「中国という国家そのものが悪」という単純な設定ではありませんし、シンシー自体は架空の組織です。むしろ樊林杏を演じる宮下今日子さん自身、「こちらにはこちらの正義がある」という意識で単純な悪役にしないよう演じていると語っています。そこがまたVIVANTらしいところでしょう。
それでも、日本のテレビドラマでここまで現実の国名を前面に出して諜報戦を描くのは、なかなか思い切ったなと思います。
日本のドラマでは、現実の国際政治を連想させる話を扱う場合でも、架空の国家を設定することが珍しくありません。「相棒」でも、現実の東アジア情勢を思わせる設定でありながら架空の国を舞台にしたエピソードがありました。もちろん、それには制作側なりの理由があるのでしょうし、フィクションなのですから架空国家を使うこと自体が悪いわけでもありません。
ただ、海外ドラマを見ていると、このあたりの感覚はかなり違います。例えば「24 -TWENTY FOUR-」でも、中国政府や中国当局との緊張関係は、かなりストレートに「中国」として物語へ登場します。フィクションの中でまで現実の国名を必要以上に避ける必要はないと思っています。現実の中国政府について論評するニュース番組ではなく、あくまで架空の人物と架空の組織が動くドラマなのですから、そこは物語として堂々と描けばいい。
もちろん現実の国や国民に対する偏見を煽るような描き方は別ですが、「外交上面倒だから全部架空の国にしておきましょう」という過度な配慮まで必要なのかは疑問です。そういう意味でも、今回のVIVANTはかなり攻めています。
もっとも、そんな理屈をこねなくても、このドラマは単純に面白い。味方だと思った人間が怪しくなり、敵だと思った人間にも別の事情が見えてきて、前の回で分かったと思ったことが次の回ではひっくり返る。第17話では、野崎の潜入捜査がシンシー側に露見し、さらに死んだはずの人物が現れ、公安内部にもシンシー側の工作員がいることが判明するなど、相変わらず情報が入り乱れています。あまり書くと完全なネタバレになるので、このあたりでやめておきます。

そういえば神田明神へ行っても、ずいぶん景色が変わったなぁと。ちょっと前なら神田明神と聞けば銭形平次だったのですが、いま鳥居を見ると「VIVANT」を思い出す。
神田明神も、すっかりVIVANTの神田明神になったなぁ、と。今夜9時、楽しみです。
参考:
TBS「日曜劇場 VIVANT」https://www.tbs.co.jp/VIVANT_tbs/
TBS「VIVANT 第17話あらすじ」https://www.tbs.co.jp/VIVANT_tbs/story/ep17.html
ORICON NEWS「『VIVANT』ハン役・宮下今日子、今後さらに増す“怖み”を予告」https://www.oricon.co.jp/news/2479949/full/
02|MOTORSPORT/F2|宮田莉朋、参戦3年目でついに初勝利――遅かった。でも、待っていた
今週末はF1スペインGP。このNEWS CLIPでも、F1はもちろん、サポートレースのF3にも注目していると何度か書いてきました。ところが昨日、F2からうれしいニュースが飛び込んできました。いやぁ~予想していなかった。
トヨタ育成ドライバー、参戦3年目の宮田莉朋選手が、ついにFIA F2初優勝です。マドリードの新コース「MADRING」で行われたスプリントレース。Hitech TGRの宮田選手はスタートで首位を奪うと、その後二度のセーフティカーによる再スタートもきっちり処理し、最後は2位に2.6秒差をつけてトップチェッカー。待ちに待った初勝利となりました。
宮田選手日本でそれなりの結果を残してきた選手です。特に2023年にはスーパーフォーミュラとSUPER GTという日本の2大トップレースでそれぞれ年間優勝を飾りました。その実績を引っ提げて、渡欧しFIA F2に参戦したのですが……正直この3年、苦しんでいました。
F2初年度の2024年はランキング19位、ART Grand Prixへ移籍した2025年も17位。今年はHitech TGRへ移り、3年目のシーズン。F2でもすぐに上位へ来るのではないかという期待がありましたが、現実はそう簡単ではありませんでした。特にF2はタイヤが難しいといいます。日本のレースで使用するタイヤと、根本的に性能の発揮ポイントが違うと。日本で速いから、そのままヨーロッパでも速いという世界ではないのだなぁ、と。宮田選手の苦戦を見て感じていました。しかし徐々に、昨年は初表彰台を獲得するなど結果を積んできてはいました。そして今回の初勝利。
もちろんスプリントレースですから、この一勝で「すべて解決! 次はF1」とは言えません。この程度の結果を残すドライバーは、それなり数がいるわけです。だからここからが重要。今日のフィーチャーレース、そして残りのシーズンでどこまでこの速さを続けられるか。それでも、この一勝は大きい。
日本で二冠を取ったのに、ヨーロッパへ渡ってから結果が出ないと、どうしても「日本では速かったけれど、世界では……」という見方をされます。本人にとって、それが一番悔しかったでしょう。今回の勝利で少なくとも一つ証明したのは、宮田莉朋というドライバーは、F2でも勝てるということです。
正直、もう少し早く花開いてほしかった。でも、決して遅いドライバーではない。
F1へ続く道がどこまで開いているのかは簡単には言えませんが、27歳になる宮田選手にとって、ここからは一戦一戦がかなり重要になってきます。だからこそ、この一勝を「やっと勝った」で終わらせず、ここから一気に流れを変えてほしいと思います。
今日は現地11時25分、日本時間18時25分からF2フィーチャーレース。もう一度、結果を見せてもらいたい。そんな気持ちでいっぱいです。
参考:
FIA Formula 2「SPRINT RACE: Miyata eases away to claim maiden victory in Madrid」https://www.fiaformula2.com/en/latest/article/sprint-race-miyata-eases-away-to-claim-maiden-victory-in-madrid.3YOiUEQG3a2VyIqlaVu1Ck
FIA Formula 2「Ritomo Miyata」https://www.fiaformula2.com/en/drivers/ritomo-miyata
motorsport.com「宮田莉朋、FIA F2参戦3年目で待望の初勝利」https://jp.motorsport.com/fia-f2/news/2026-f2-spain-race1-miyata-presser/10855222/
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03|DISASTER/ROAD|大雨のアンダーパス、「冠水してから止める」では遅い
最後は今日の社会面のニュースから。読売新聞の今朝の朝刊にこんな記事がのっていました。
読売新聞「冠水の恐れがあるアンダーパスを持つのは148自治体、3割は『予防的通行規制』を実施・検討開始」
独自の調査取材によるニュースです。読売、良く調べてる。私たちの生活、いや、命に直結するニュース。こういうニュースこそ報道であると思います。
アンダーパス。
普段は何の問題もなく便利に通っていますが、短時間に猛烈な雨が降ると、そこが一気に水のたまる場所になる。
先週月曜日、線状降水帯による大雨が横浜でも予想された日、私は市が尾の事務所から山下町の神奈川県行政書士会へクルマで移動しました。そのとき、いつもなら通ることのある東神奈川駅付近のアンダーパスを、意識して避けました。
横浜市が公表している「道路冠水想定箇所」を改めて確認してみると、まさに神奈川区西神奈川、JR線ガード下の東神奈川駅付近が対象になっています。横浜市内だけでも、現在26か所が道路冠水想定箇所として公表されています。あの日、実際にそこが冠水するかどうかは分かりませんでした。でもこれだけ、アンダーパスでの事故がニュースになっている以上、大雨の日は避けるのが正解、そういう意識が働きます。
読売新聞が全国の都道府県、政令市、県庁所在地、中核市など157自治体を調査したところ、冠水のおそれがあるアンダーパスやトンネルを持つ自治体は148。そのうち約3割が、水がたまってから道路を閉鎖するのではなく、一定の降雨量などを基準として冠水前から通行止めにする「予防的通行規制」をすでに実施したり、導入へ向けた準備・検討を始めたりしているとのことです。
この動きは当然だと思います。アンダーパスの怖さは、外から水深が分かりにくいことです。クルマに乗っていると、「これくらいなら行けそうだ」と思ってしまう。しかし一度入ってしまい、想像以上に深ければ、途中で引き返すことは簡単ではありません。
しかも最近の雨は、「少しずつ水位が上がってくる」という昔ながらの感覚だけでは考えられない。読売新聞の報道によれば、今月7日の大雨では福島県いわき市のアンダーパスで、水位が約40分の間に15センチから約2メートルまで上昇し、死亡事故も起きています。国土交通省も、8月の千葉市の国道16号アンダーパス冠水を受け、全国の直轄国道で冠水のおそれがある102か所の排水設備等を緊急点検し、3か所で異常を確認しています。
となると、「冠水したことを確認してから通行止めにする」という発想だけでは間に合わないケースが出てきます。
もちろん道路を止めれば、それはそれで大きな影響があります。特に幹線道路のアンダーパスを予防的に閉鎖すれば、周辺道路へ交通が集中し、救急車や物流にも影響するかもしれない。自治体が簡単に判断できない事情も理解できます。それでも、人が亡くなってから「想定以上の雨でした」では済みません。
気象予測、雨量計、監視カメラ、水位センサーなどを組み合わせ、「危ないかもしれない段階」で止める基準を作っておく。さらに通行止めの情報をカーナビや地図アプリへ迅速に反映させる仕組みも必要でしょう。
国土交通省の横浜国道事務所も、神奈川県内の「道路冠水注意箇所マップ」を公開し、異常な集中豪雨の際には、排水能力を超えて一時的に水がたまる可能性があるとして注意を呼びかけています。
行政の防災というと、堤防を造る、排水施設を増強する、といった大きな工事へ目が向きます。もちろんそれも重要です。でも「危なくなったら早めに道路を閉める」という運用だけで救える命もあります。
そして私たち運転する側も、行政が止めてくれるまで走っていいという話ではありません。大雨が予想されている日に、普段使っているアンダーパスを一本避ける。多少遠回りになっても高い場所を通る。
結果として何も起きなければ、「遠回りして損したな」で終わります。防災というのは、それでいいのだと思います。
参考:
横浜市「道路冠水想定箇所について」https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/doro/dorobosai/douro-kansui.html
国土交通省関東地方整備局 横浜国道事務所「神奈川県における道路冠水注意箇所マップ」https://www.ktr.mlit.go.jp/yokohama/yokokoku_index287.html
国土交通省「国道16号村田町アンダーパス冠水事案を踏まえた緊急点検結果及び今後の取組について」https://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_002134.html
さて、今日は日曜日。
今夜9時には「VIVANT」があります。ところが、今夜10時にはF1スペインGPの決勝もあります。
これは困った。決勝前のグリッドの様子から、レース中継はちゃんとみたい。
今回のスペインGPは、マドリードに新設されたMADRINGでの初開催。予選ではランド・ノリスが1分31秒824でポールポジションを獲得しましたが、2番手の選手権リーダー、キミ・アントネッリとの差は、わずか0.011秒。3番手にはマックス・フェルスタッペン、4番手ルイス・ハミルトン、5番手シャルル・ルクレールと続きました。新しいコースということもあって、まだ決勝で何が起きるのか読みづらい。抜きにくいという話もありますから、スタートと戦略がかなり重要になりそうです。角田君は15番手からスタート。
さて、夜はどっちをどう見るか……夜、ちょっとXで騒がしく騒いでいるかもしれません
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→TODAY|9月13日(日) 今日の予定
・10:00|東京六大学野球秋季リーグ 法政大学-早稲田大学/東京大学-慶應義塾大学 @明治神宮野球場
・16:45〔日本時間〕|FIA F3スペイン・Feature Race 2
・18:25〔日本時間〕|FIA F2スペイン・Feature Race
・21:00|TBS 日曜劇場「VIVANT」第18話
・22:00〔日本時間〕|F1スペインGP決勝 57周
・沖縄県知事選挙 投開票
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