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NEWS CLIP|気になった法務・政策ニュース|2026年9月11日 from那住行政書士事務所(031)

11 分前
読了時間: 15分

9月11日、金曜日。


9月11日という日付を見ると、どうしても2001年のアメリカ同時多発テロ事件を思い出します。

あれから、ちょうど25年です。

四半世紀という時間はかなり長いはずなのに、あの日、テレビのニュースに突然飛び込んできた映像は、いまだに妙に鮮明です。ニューヨークの世界貿易センタービルから煙が上がり、そして航空機が突っ込む。映画でもドラマでもなく、現実に起きていることなのだと理解するまで、少し時間がかかったことを覚えています。

あの日を境に、世界はかなり変わりました。空港の保安検査は厳しくなり、アメリカは「テロとの戦い」へ進み、アフガニスタン、そしてイラクへと戦争が拡大しました。国家による監視と個人の自由をどこで折り合わせるのかという問題も、この25年間、ずっと続いています。


そして2026年の9月11日。

世界では別の戦争が続き、テロの形も変わり、インターネット空間から過激化する若者まで問題になっています。25年経っても、あの日から始まった問いの多くには、まだ答えが出ていません。

今日は、その9・11から始めます。


01|9・11から25年――世界を変えた「あの日」の後に、私たちは何を手に入れ、何を失ったのか

02|SFの名作が突然買えなくなった――集英社「広瀬正」作品と著作権裁定制度の難しさ

03|FIA F3、マドリンクで異例の最終決戦――王座争いの陰で日本勢がかなり面白い

04|今日開幕、F1スペインGP――初開催マドリンクは「マシンを壊すサーキット」になるのか

05|本物のPORTERなのに商標権侵害?――製造委託先から商品横流しか



那住行政書士事務所HP https://www.nazumi-office.com/

01|SEPTEMBER 11/25 YEARS|9・11から25年――世界を変えた「あの日」の後に、私たちは何を手に入れ、何を失ったのか


2001年9月11日現地時間午前8時46分、アメリカン航空11便がニューヨークの世界貿易センター北棟へ衝突しました。続いてユナイテッド航空175便が南棟へ、アメリカン航空77便が国防総省へ突入し、ユナイテッド航空93便はペンシルベニア州に墜落しました。日本ではちょうど夜のニュース番組が放送されていた時間帯。映像は現地からの中継にかわり、その日はそのまま、夜中まで臨時ニュースが続いていました。


犠牲者は約3000人。

数字だけを見れば一つの大規模テロ事件ですが、9・11が特殊なのは、そこで話が終わらなかったことです。


むしろ世界史的には、その後の25年間を始めた事件だったと言った方がいいでしょう。アメリカは「テロとの戦い」を掲げ、アフガニスタンへ侵攻し、その後イラク戦争へ進みました。国内では国土安全保障省が創設され、愛国者法などによってテロ捜査や情報収集の権限が大幅に拡大しました。空港では靴を脱ぎ、液体物を制限し、搭乗前に身体や荷物を厳しく検査する。それ以前の航空旅行を知っている人には、いま当たり前になっている風景のかなりの部分が「9・11後の世界」です。


安全を守るためには、ある程度の不便を受け入れる。ここまでは理解できます。難しいのは、その「ある程度」を誰が決めるのかです。


国家による通信監視、移民管理、秘密情報機関の権限拡大。テロを防ぐという目的は正しくても、国家に与えた強い権限は、テロが終わった翌日に自動的に消えてくれるわけではありません。9・11後の25年間は、「安全のために自由をどこまで差し出すのか」という民主主義社会の、かなり厄介な実験でもありました。そして、その評価は決して一色ではありません。


今年のReuters/Ipsosの調査では、アメリカ人の65%が令状なしの国内監視に反対しています。一方で空港などの保安強化については支持が強い。さらに興味深いのは、現在アメリカ人が恐れているものです。最大の脅威として「国内テロ」を挙げた人は33%、「外国からのテロ」は20%。イデオロギーに基づく暴力についても、国外より国内の過激派を大きな脅威だと考える人が多くなっています。


25年前、アメリカが見ていた敵は海の向こうにいました。25年後、視線は国内にも向いています。


ヨーロッパでも事情は変わりました。現在警戒されているのは、従来型のジハード主義だけではありません。特定の政治思想や宗教思想さえ明確に持たず、オンライン上で暴力そのものに魅了され、注目を集めるために現実の暴力へ進む若者の存在も新たな脅威として認識されています。テロ対策も「怪しい組織を監視すればよい」という時代ではなくなったわけです。


一方、今年のアメリカでは25周年を迎え、グラウンド・ゼロ、ペンタゴン、ペンシルベニア州シャンクスビルなどで追悼行事が行われます。ニューヨークでは今年も夜空に二本の光を立ち上げる「Tribute in Light」が実施され、アメリカやヨーロッパの主要メディアも、この四半世紀を単なる追悼ではなく「9・11後の社会を検証する機会」として大きく取り上げています。


そこには当然、アフガニスタンとイラクがあります。


戦争は長期化し、多数の市民と兵士が死亡し、巨額の財政負担を残しました。そして25周年を迎えた現在も、「終わりなき戦争」の教訓が本当に生かされているのか、という問いは消えていません。9・11は、歴史の教科書に収めて終わる事件ではないのでしょう。


テロをどう防ぐのか。国家はどこまで人を監視してよいのか。憎悪とどう向き合うのか。軍事力で安全を作ることはできるのか。そして恐怖の中でも、法の支配や人権という原則を守れるのか。25年前に突きつけられた問いは、少し形を変えながら、まだ私たちの前にあります。


あの日の映像を覚えている世代がやるべきなのは、ただ「忘れない」と言うことだけではないと思います。あの日の後に世界が何をしたのか。そこまで含めて覚えておく必要があります。


参考:

NHK「米同時多発テロ事件から25年 政治 社会への影響検証する動きも」https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260911de49614

Reuters「25 years after 9/11, Americans fear domestic extremists more than foreign attacks」https://www.reuters.com/world/us/25-years-after-911-americans-fear-domestic-extremists-more-than-foreign-attacks-2026-09-08/

National September 11 Memorial & Museumhttps://www.911memorial.org/


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02|COPYRIGHT/ADJUDICATION|SFの名作が突然買えなくなった――集英社「広瀬正」作品と著作権裁定制度の難しさ


これは著作権実務に関わっている者として、かなり気になるニュースです。


集英社文庫が、日本SFの名作として知られる広瀬正の『マイナス・ゼロ』『ツィス』『エロス』『鏡の国のアリス』『T型フォード殺人事件』『タイムマシンのつくり方』の6作品について、紙書籍の出荷と電子書籍の配信を停止しました。作品の内容に問題があったわけではありません。著作権の「裁定制度」の利用を巡り、瑕疵が発生しました。


広瀬正は1972年に亡くなっていますが、集英社は著作権承継者が不明であったため、文化庁長官の裁定を受け、2016年から作品を復刊・販売してきました。ところが今回、その裁定で認められていた販売数の上限を超えて販売していたことが判明したというのです。


そもそも「著作権者不明等の場合の裁定制度」とは何か。


著作物を出版したり配信したりするには、原則として著作権者の許諾が必要です。しかし古い作品では、作者が亡くなり、相続人が誰なのか分からない、あるいは権利者は分かっていても連絡先が分からないことがあります。

そこで著作権法67条は、相当な努力を払っても著作権者と連絡できない場合、文化庁長官の裁定を受け、通常の使用料相当額の補償金を支払うことで著作物を利用できる制度を設けています。


これは非常に重要な制度です。


著作権は作品を守る制度ですが、権利者が分からないという理由だけで優れた作品が永久に倉庫へ眠るなら、文化を社会へ流通させるという著作権制度のもう一つの目的が果たせません。広瀬正作品の復刊は、まさに裁定制度が文化の流通に役立った例でしょう。しかし今回の問題は、その便利な制度が「包括的なフリーパス」ではないことを改めて示しました。


裁定は、申請した利用方法について認められるものです。出版なら部数などの利用条件を明確にし、それに応じた補償金が算定されます。裁定を受けたから、その作品を将来にわたり好きなだけ利用できるわけではありません。


気がつけば裁定の範囲を超えていた。集英社は故意ではなかったということですが、著作権侵害は、故意でなくても発生してしまうから、より慎重な注意が必要となります。


少し話はかわりますが、2026年4月からは、著作権制度にもう一つ重要な仕組みが加わっています。「未管理著作物裁定制度」です。


従来制度が「権利者またはその所在が分からず連絡できない」場合を主な対象とするのに対し、新制度は、利用の可否に関する権利者の意思を確認できない著作物についても、一定の条件の下、文化庁長官の裁定と補償金の支払いによって利用できる制度です。似ていますが、入口が違います。


いずれの制度も行政庁である文化庁に対する手続です。行政書士が代理して申請を行うことができます。

しかし申請書を一枚書けば済む仕事でもありません。対象著作物や権利関係を確認し、必要な探索措置を行い、その経過を疎明資料として整理し、具体的な利用方法を決めて申請する必要があります。

制度を利用したいがよくわからない、そんな時はぜひ、行政書士を利用してください。



裁定制度によって名作が再び世の中を流通した。その一方で、裁定には裁定の範囲があり、それを超えれば止めなければならない。

著作権は「許諾を取ったか、取っていないか」だけではありません。

何を、どこまで、いつまで使えるのか。そこを管理するところまでが権利処理です。


参考:

朝日新聞「集英社文庫、日本SFの名作の出版・配信を停止 『上限』超えて販売」https://www.asahi.com/articles/ASV9B34MXV9BUCVL027M.html

文化庁「著作権者不明等の場合の裁定制度」https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seidokaisetsu/chosakukensha_fumei/

公益社団法人著作権情報センター「権利者捜索広告」https://www.cric.or.jp/c_search/index.cgi


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03|FIA F3/MADRING|FIA F3、マドリンクで異例の最終決戦――王座争いの陰で日本勢がかなり面白い


いよいよ今日からF1スペインGP。新しいサーキットでのレースはわくわくします。しかもサーキットの名前は「MADRING」。「狂ったサーキット」ですよ! ま、MADはマドリードのMADなんですが……

と、そんなF1の話へ行く前に、ぜひ見てほしいのがサポートレースのFIA F3です。F3はこのマドリードでのレースが、2026年シーズン最終戦となります。


タイトル争いは、フレディ・スレイター141点、ウーゴ・ウゴチュクウ126点。その差15点。数字だけを見るとスレイターがかなり有利に見えますが、今回は普通のF3最終戦ではありません。


新設サーキットであることに加え、今週末は予選を2回行い、スプリントレース1回、フィーチャーレース2回という変則的な構成。通常のF3最終戦よりも大きなポイントが動くため、最後まで何が起きるか分かりません。


今季の流れも面白い。序盤から中盤まではウゴチュクウが優位に立ち、スレイターが追う展開でした。ところがシーズン後半になるとその流れが変わり、スレイターが一気に差を詰めて逆転。前戦モンツァではスレイターがスプリントでポイントを稼ぐ一方、フィーチャーレースではリタイアし、ウゴチュクウが差を15点に縮めて最終戦へ持ち込みました。


これだけでも十分面白いのですが、日本から見ると、もう一つ楽しみがあります。今年のFIA F3、日本人がかなり頑張っています。


中村仁は、スパのスプリントでFIA F3初優勝。序盤で2番手へ上がると、セーフティカー明けのリスタートで首位を奪い、そのまま勝ち切りました。そして加藤大翔。18歳。2024年フランスF4王者で、今季ART Grand PrixからFIA F3へ上がってきました。開幕戦メルボルンでいきなりフィーチャーレース3位。さらに前戦モンツァではスプリントで優勝し、フィーチャーレースでも3位。シーズン終盤になって、明らかに存在感が増しています。


タイトル争いからは外れています。しかし、それで彼らのシーズンの価値が消えるわけではありません。F1へ行けるドライバーは、ごくわずかです。F3で勝ったからF2へ上がれるとも限らず、F2で結果を残したからF1へ行けるとも限らない。速さだけでなく、資金、育成プログラム、スーパーライセンスポイント、チームの空席、そしてタイミングまで絡む、かなり残酷な世界です。


だからこそ、「日本人が出ている」だけで満足してほしくありません。勝ってほしい。

表彰台へ上がってほしい。そして欧州のモータースポーツ関係者に、「次に上へ上げるなら、この日本人だ」と思わせてほしい。角田裕毅の次の日本人F1ドライバーは、どこから出てくるのか。その候補たちが、もうF3で本気の勝負をしています。今週末はF1だけ見ているともったいない。


FIA F3 マドリード最終戦|日本時間スケジュール

今回は通常のF3とは異なる変則スケジュールです。金曜にフリー走行、深夜に2回の予選を行い、土曜日にスプリントとフィーチャーレース1、日曜日にフィーチャーレース2。日本から見ると、最後のタイトル決定戦は比較的見やすい時間帯になっています。

日付

日本時間

セッション

9月11日(金)

16:55~17:40

フリー走行

9月12日(土)

01:25~01:45

予選1

9月12日(土)

01:55~02:15

予選2

9月12日(土)

18:05~18:50

スプリントレース

9月13日(日)

01:00~01:50

フィーチャーレース1

9月13日(日)

16:45~17:35

フィーチャーレース2

※日時は日本時間。現地事情等により変更される場合があります。


金曜深夜――正確には日本ではもう土曜日――に予選2本。そして土曜夕方にスプリント、日曜午前1時からフィーチャーレース1、最後のフィーチャーレース2は日曜16時45分。

決勝レースは、非常に日本人に優しい時間です。


そして中村仁、加藤大翔ら日本勢が、シーズン最後にもう一度表彰台の真ん中へ立ってくれることを願っています。


参考:

Yahoo!ニュース「マドリンクで迎えるFIA F3最終戦。タイトル候補のスレイターとウゴチュクウは15点差」https://news.yahoo.co.jp/articles/7fdebafd47eb05488b9f3cabff0dbbf9a94830cb

Formula 1「F3: Jin Nakamura earns his first win after title rivals Ugochukwu and Slater come to blows in Belgium」https://www.formula1.com/en/latest/article/f3-nakamura-earns-his-first-win-after-title-rivals-ugochukwu-and-slater-come-to-blows-in-belgium.7wXYPHIRBQRX8iM8L46M79

加藤大翔公式サイトhttps://taitokato.com/


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04|FORMULA 1/SPANISH GP|今日開幕、F1スペインGP――初開催マドリンクは「マシンを壊すサーキット」になるのか


そしてF1スペインGP。


舞台はバルセロナではなく、マドリードに新設されたMADRING。公道部分と専用区間を組み合わせた新しいサーキットで、最大の名物は大きなバンクを持つ「La Monumental」です。


気になるニュースも飛び込んできています。F3を走行させ、テストを行ったということですが、F3の走行では赤旗が相次ぎ、「マシンを壊すサーキット」と心配する声まで出ています。壁が近い市街地的な区間と高速コーナーが組み合わされれば、小さなミスが大きな事故につながる可能性があります。現地で取材しているフジテレビスタッフのXを見ていると、コースの様子を綿密にチェックする、チームスタッフの写真があがっていました。新サーキットだからこその、不確定要素は、レースにどんな影響を与えるのでしょうか。


そして日本から最大の注目は、やはり角田裕毅でしょう。アイザック・ハジャーが手首の負傷からまだ復帰できず、リアム・ローソンが3戦連続でRed Bullをドライブ。その代役として角田がRacing Bullsに入り、アービッド・リンドブラッドと組みます。


オランダGP11位、イタリアGP10位に続く3戦目。少なくとも、突然乗ることになった1戦目とは条件が違います。しかも今回は全員にとって未知のコースです。既存サーキットなら、チームもドライバーも過去の膨大なデータを持っています。しかしマドリンクでは、それがない。誰もがゼロに近いところから走り始めます。


そういう週末は、角田にとってチャンスでしょう。もちろん「新コースだから日本人に有利」などという甘い話ではありません。しかし経験値の差が小さくなる分、金曜日から素早くコースを理解し、セットアップを詰められるドライバーが前へ行ける。新コースで全員がゼロからスタートする今回は、さらなる結果が欲しいところです。


F1スペインGP|日本時間スケジュール


F1は金曜夜から日曜夜まで、比較的日本から観戦しやすい時間帯です。FP2だけは日付が変わりますが、予選は土曜23時、決勝は日曜22時。アメリカ大陸でのグランプリと比べれば、かなりありがたい時間です。

日付

日本時間

セッション

9月11日(金)

20:30~21:30

フリー走行1(FP1)

9月12日(土)

00:00~01:00

フリー走行2(FP2)

9月12日(土)

19:30~20:30

フリー走行3(FP3)

9月12日(土)

23:00~24:00

予選

9月13日(日)

22:00~

決勝

※日時は日本時間。現地事情等により変更される場合があります。


角田を見るという意味でも、まず注目したいのは今夜20時30分のFP1です。誰にも実戦データがない初開催のマドリンクだけに、最初の60分で角田がどこまでコースを理解し、セットアップをまとめられるか。その入り方次第で週末全体の景色がかなり変わってくるでしょう。


今週末もめちゃくちゃ楽しみです。



参考:

TopNews「『マシンを壊すサーキットだ』F1初開催マドリングに懸念高まる F3で赤旗19回、何が起きる?」https://topnews.jp/2026/09/10/news/f1/f1races/spain-grand-prix/255593.html

Formula 1「Spanish Grand Prix 2026」https://www.formula1.com/en/racing/2026/spain


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05|TRADEMARK/PORTER|本物のPORTERなのに商標権侵害?――製造委託先から商品横流しか


これは知財の教材にしたくなるような事件です。警視庁は、吉田カバンの「PORTER」商品の製造を受託していた会社と元取締役の男性を、商標法違反などの疑いで書類送検しました。


報道によれば、元取締役は製造したPORTERの商品を正規に納品せず抜き取り、買取店へ売却した疑いが持たれています。さらに長期間にわたり、多数の商品を横流しして売上を得ていた可能性も捜査されています。


面白いのは、いわゆる「偽物を作ってPORTERのロゴを付けた」という典型的な偽ブランド事件とは少し違うところです。報道内容を前提とすれば、製造そのものは吉田カバンから委託されていた。しかし「作る権限」と「勝手に市場へ流す権限」は、当然同じではありません。


商標は、単にロゴの形を守るだけの制度ではありません。その商品が商標権者の管理する正規の流通過程から出てきたものだという、出所表示や品質保証への信用も守っています。

工場で本物と同じように作ったから、自由に売ってよい。そんな話になればブランド管理など成立しません。


私もPORTERの鞄は好きで使っています。丈夫で、使い勝手がよくて、何より「吉田カバンのPORTERだから」という安心感がある。ブランドというのは、結局そこにお金を払っているのだと思います。


縫い目やファスナーだけが商品ではありません。「これは正規の商品です」という信用まで含めて鞄なのです。


参考:

Yahoo!ニュース「『吉田カバン』のブランド『PORTER』の商品を違法に買取店で売却…商標権を侵害か」https://news.yahoo.co.jp/articles/85b4b1895394561c6904ca4341b2a8a0424a383a

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25年という時間を考えていたら、自分の記憶というものが少し不思議になりました。

昨日食べた昼飯が何だったかは、しばらく考えないと思い出せないことがあります。ところが25年前の、ある一日の映像は残っている。人間の記憶は、保存期間順にきれいに並んでいるわけではないようです。


四半世紀という言葉だけを聞くと、ずいぶん昔です。

でも「2001年9月11日」と言われると、急に近くなる。

時間というのは、時計ではかなり正確に測れるのに、人間の中ではずいぶんいい加減に流れているようです。


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TODAY|9月11日(金) 今日の予定

・11:00|「名張毒ぶどう酒事件」国に死刑執行関連文書の開示を求めた訴訟の差し戻し控訴審判決(名古屋高裁)

・16:55|FIA F3スペイン最終戦・フリー走行

・20:30|F1スペインGP・フリー走行1

・24:00|F1スペインGP・フリー走行2

・米国、9・11同時多発テロから25年の追悼行事

・各国市場、米国の物価・金融政策関連指標を注視

秋篠宮妃紀子さま誕生日


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