top of page

CLIP|気になったニュースと日々のあれこれ|2026年9月14日 from那住行政書士事務所 (034)

10 分前
読了時間: 10分

9月14日、月曜日。


 昨日は日曜日でしたが、ほぼ一日、事務仕事をしていました。

 もちろん通常の仕事もあるのですが、それとは別に会務関係の資料整理がたまっていて、さらに今日の会議で使う資料も作らなければならない。平日は外へ出る予定や打合せが入るので、「これは週末にやろう」と脇へ置いておいた仕事が当然のようにこちらを待っています。

 自分で先送りしただけなのですが、なんとなく理不尽な気もします。

 そんな一日でしたが、昼くらいは外へ出ようと、藤が丘にある「餃子の王将」へ行ってきました。久しぶりの王将です。

 そこで目に入ったのが、夏限定メニューの「大葉入り餃子」。普通の餃子を食べるつもりだったのですが、「大葉」と書いてあると気になる。ということで頼んでみたところ、これがおいしかった。


 餃子というと、どうしてもニンニクやニラ、肉の脂といった強い味が前へ出ます。そこへ大葉が入ると、食べたあとにふっと爽やかな香りが残る。餃子らしさはちゃんとあるのに、最後の印象がずいぶん軽くなるんですね。


 私は大葉が好きです。お決まりの使い方なら、明太子パスタを作ったときに刻んで上からたっぷりかけますし、少しアレンジすると、とんかつを作るときに豚肉と一緒に大葉を挟んだりもします。夏場は値段も比較的安く、香りもよく、冷蔵庫に入っていると何かと使える。

 大葉入り餃子も、もう少し工夫すれば我が家で作れそうです。餡に刻んで混ぜ込むのか、それとも葉をある程度残して包むのか。チーズを少し入れても合いそうですが、そこまで行くと王将からかなり遠ざかります。


 そんなことを考えながら王将を出て、同じ建物にあるスーパーを歩いてみると、売り場の景色がもう違う。夏野菜の横には、秋の食材。さっきまで「夏限定」の大葉入り餃子を食べていたのに、ほんの数十メートル歩いた先には、もう秋が並んでいる。


なんだか季節の境目を歩いたような気分になりました。まだ暑い日もありますが、9月も半ばです。今年も残り3か月半。


……これはあまり考えないことにします。

────────────────────────

01|POLITICS/MONEY|中道改革連合の「解体」――野合の果ての混乱に、国民はどこまで付き合えばいいのか


 先週、新聞を騒がせていたのが中道改革連合「解体」のニュース。


 今年1月、立憲民主党と公明党の衆議院議員が合流して誕生した中道改革連合。結党直後の2月の衆議院選挙では、公示前の勢力から大幅に議席を減らし、その後は中道改革連合、立憲民主党、公明党の3党が改めて合流する構想が進められていました。

 ところがその構想はどこへやら。まったく反対の展開へ。


 立憲民主党は8月28日、党内に慎重・反対意見が多いことなどを理由に、中道改革連合への組織的合流を見送りました。これを受けて公明党も合流を断念。中道改革連合自身も9月2日、「一つの党という形だけにとらわれない新たな形態」へ進むと表明し、9月9日、ついに党の解体方針を正式に決めました。


 結党から、わずか8か月です。

 今後、公明党出身の28人は公明党へ戻り、立憲民主党出身の議員は新党をつくる方向。一方、衆議院では引き続き統一会派「中道」を組むというのですから、なかなか複雑です。別々の政党になるけれど、国会では一緒にやる。だったら、いったい何のために一つの党になり、何のために別れるのか。

 そもそも結党時から無理があったと思っています。政治理念も支持基盤も歴史も異なる二つの勢力が、選挙を目前にして一つの党になる。もちろん政党が合流すること自体が悪いわけではありません。政策をすり合わせ、新しい政治勢力を作ろうというのであれば、それも民主政治の一つの形でしょう。しかし、そのためには「なぜ一緒になるのか」という理念が必要です。選挙で勝つために一緒になり、選挙で負けたら一緒にいる理由が分からなくなり、8か月後には元のグループへ戻る。

 それを「中道改革の理念と志は変わらない」と言われても、私はかなり理解に苦しみます。


 そして、さらに理解に苦しむのが、お金の話です。中道改革連合は事実上解体するのですが、政党そのものはすぐには解散しません。国会議員を1人だけ残して存続させるとしています。

 なぜ1人残すのか。今年、中道改革連合には約23億円の政党交付金が交付される予定で、そのうち未交付分が約11億6000万~11億7000万円残っているからです。小川淳也代表によれば、2月の衆院選には20億円余りの費用がかかり、その支払いはまだ半分も終わっていない。そこで党を存続させ、これから交付される政党交付金を受け取り、民間事業者への未払い分などを精算してから解散する、という説明です。

 これはかなりおかしな話だと思います。まず確認しておかなければならないのは、現時点で報じられている仕組みそれ自体が直ちに違法だ、と断定できる話ではないということです。実際、党を1人残して存続させ、要件を満たす間に政党交付金を受け取ることについては「違法ではない」とする報道もあります。

 政党助成法には、政党が解散した場合などの届出や清算に関する仕組みがあり、過去には解散決定後に政党交付金を他へ寄附して国庫返還を免れるような行為を防止するための法改正も行われています。だからこそ、これは「違法か合法か」だけで終わらせてはいけない話だと思うのです。


 政党交付金の原資は税金です。中道改革連合という政党を今後も続け、その政党として政治活動をするというのであれば、制度上認められた政党交付金を受け取ることに異論はありません。しかし今回は、所属議員のほとんどが出て行く。公明党出身者は公明党へ戻り、立憲民主党出身者は別の新党を作る。それでも中道改革連合には議員を1人だけ残し、年内の政党交付金を受け取って、過去の選挙で発生した債務を支払う。 だったら、最初から党を続ければいいではないですか。


 負債をすべて精算し、政治団体としてやるべきことを終えて、それから正式に解散すればいい。所属していた議員が「もう別の党へ行きます。しかし借金の支払いのために元の党だけは残して、税金から出る交付金は受け取ります」というのは、一般の感覚からすると、ずいぶん都合のいい話に見えます。党を解体して別の政党へ移るのであれば、残りの政党交付金を当てにせず、自分たちの政治判断によって生じた負債について、所属していた議員らが責任を持って処理するくらいの覚悟があってしかるべきだと思います。


 もちろん、「選挙を発注したのは政党なのだから、議員個人に当然に法的支払義務がある」という意味ではありません。政治的責任の話です。中道側は、「民間事業者への未払いを踏み倒すわけにはいかない」と説明しています。そこはその通りでしょう。選挙ポスターを印刷した会社、広告や各種業務を請け負った会社に、「党がなくなるので払えません」では済まない。小川代表が言うように、社会的、経済的な責任は果たさなければならない。

しかし、それと「だから今後交付される税金を受け取るため、議員1人だけ残して党を存続させます」は、同じ話ではありません。


 政治というものは政策以前に、こういうところで信用を失っていくのだと思っています。

選挙の直前に大きな旗を掲げて集まり、負ければ旗を畳み、それぞれ別の場所へ移る。しかし、請求書と政党交付金だけは元の旗の下に残る。そんな政治を見せられて、「政治を信頼してください」と言われても、なかなか難しい。


 国民は、政治家の離合集散の後始末のために税金を払っているわけではありません。


参考:

中道改革連合「中道改革連合の再起動にあたって」https://craj.jp/news/20260902_0552

TBS NEWS DIG「中道改革連合が分裂を正式決定」https://newsdig.tbs.co.jp/articles/withbloomberg/2933493

時事通信「中道解体、立民系は新党=8カ月で幕、公明系復党へ」https://www.nippon.com/ja/news/yjj2026090900156/

日刊スポーツ「中道・小川代表が政党交付金11億受領に理解求める」https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202609110000479.html

集英社オンライン「〈中道分裂〉『違法ではない』1人だけ残し約12億の政党交付金は受け取り…」https://shueisha.online/articles/-/258620

────────────────────────

02|MUSIC/YUTAKA OZAKI|尾崎豊が還暦になる年。もし生きていたら、何を歌っていただろう


 ちょっと胸がおどるニュースを見つけました。9月12日、尾崎豊の公式YouTubeチャンネルと公式TikTokアカウントが開設されました。


Sony Music「尾崎 豊、生誕60周年を記念して公式YouTubeチャンネル&TikTokが開設!」


 今年は尾崎豊の生誕60周年。「I LOVE YOU」「15の夜」「卒業」などの公式ミュージックビデオや、ライブ映像などがこれから順次公開されるそうです。 


 さっそくYouTubeを開いてみました。そこにあるのは、これまで何度か見たことのある映像でもあります。それでも、公式のチャンネルができて、いま改めて尾崎の映像が一つずつ並び、クリックすれば歌っている尾崎が出てくる。それだけで、ちょっとうれしい。

 尾崎豊が亡くなったのは1992年4月25日、26歳でした。あのとき私は中学生でした。


 考えてみると、有名人、芸能人が亡くなったというニュースを聞いて、初めて本当にショックを受けたのは尾崎豊だったかもしれません。もちろん、中学生ですから尾崎が歌っていたことの全部を理解できていたわけではありません。それでも「15の夜」や「卒業」を聴いて、心にグサリと刺さりました。尾崎の言葉は、中学生にはものすごく直接的に入ってきた。その尾崎が亡くなった。ショックでした。


 今年11月29日が来れば、尾崎豊は生きていれば60歳です。還暦。この言葉と尾崎豊が、どうにも頭の中でうまく結びつきません。

 尾崎豊という人は、私たちの中ではずっと20代のままです。映像を見ても若い。写真を見ても若い。歌声を聴けば、そこにいるのは、社会や大人に苛立ち、自由を求め、愛や孤独をむき出しにして歌っていた若者です。

 でも、生きていたら60歳。還暦を迎えた尾崎豊は、どんな歌を歌っていただろう。「大人たち」に苛立っていた青年が、自分自身も大人になり、親の世代になり、やがて若者から見れば完全に「大人」と呼ばれる年齢になったとき、それでも同じように社会へ怒っていたのか。それとも、若い頃とはまったく違う言葉で、人間や家族や仕事や老いについて歌っていたのか。

 代わらない尾崎がいたのか。変わっていく尾崎を見ることになっていたのか。

 10代、20代の尾崎が歌った「自由」と、60歳の尾崎が歌う「自由」は、おそらく同じものではなかっただろうな、と。人生をしっかりと歩んだあとの、尾崎豊のメッセージも聞いてみたかったなと思います。


 今年の11月29日は日曜日。さっきカレンダーを見たら、まだ予定は空いていました。

尾崎が夕日を見ていた場所へ、久しぶりに行ってみようかな。


 青山学院高等部へ通っていた尾崎が、学校帰りにこの場所からよく夕日を眺めていたとされる場所です。1994年、三回忌に建立された記念碑には今もファンが訪れ、命日の4月25日だけでなく、誕生日の11月29日にも全国から人が集まります。


 その日に夕日を見ながら、60歳になった尾崎なら何を歌ったのだろうと、少し考えてみたい気がしています。



参考:

渋谷新聞「尾崎豊が過ごした街 渋谷」https://shibuya-shimbun.com/archives/12261

シブヤ経済新聞「尾崎豊さん33回忌 渋谷の『聖地』にファン続々」https://www.shibukei.com/headline/18340/


昨日までの本欄でずっと追いかけていたF1スペインGP、そしてF3についても書きたいことがかなりあります。ただ、これを始めると今日のCLIPがさらに長くなりそうなので、レースの感想は明日以降、あらためて。


そして、もう一つ。昨日投開票された沖縄県知事選挙。まさかの「ゼロウチ」にびっくりしました。選挙戦で何が争点になり、有権者が何を選択したのかを少し整理してから書きたいと思います。


夏限定の大葉入り餃子を食べたあと、スーパーで秋の食材を眺めた昨日。

季節は確実に進んでいます。

月曜日。

今週もスタートです。

仕事も会務も、その他いろいろ。

一つずつ頑張っていきましょう。

────────────────────────

→TODAY|9月14日(月) 今日の予定

・「世界の法の日(World Law Day)」――法による世界平和を願い、1965年に制定された記念日

・12:00 東京六大学野球 早稲田VS法政@神宮球場

・13:30 日本学術会議公開シンポジウム「司法制度改革後の法学研究者養成の課題」@六本木・日本学術会議講堂

・19:30 アジア大会・女子サッカー 日本VSタイ




那住事務所では……

★ご相談、ご来所の予約枠 本日終日、ご予約、業務等で埋まっております。

★9/16、18予約枠まだ空きがございます。お気軽にご連絡ください。

※予定は変更される場合があります。


那住行政書士事務所

法と実務で、あなたの歩みを支えます


〒225-0024 横浜市青葉区市ヶ尾町1050-1 エルドマーニ20 701

お問い合わせ TEL:045-654-2334 メール nazumi@nazumi-office.com

電話受付 9:30〜18:30(不定休)


那住行政書士事務所HP https://www.nazumi-office.com/

コメント


bottom of page