鯉丸師匠、地元・長津田での披露目興行に、行政書士のお仲間と行ってきた話。（令和７年９月２１日　日曜日）

那住行政書士事務所
9月21日
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★９月２１日の予定★

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９月２０日（土）～２３日（火）まで休所日とさせていただいております。

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10/4土 10:00~16:00　長津田「みどりアートパークオープンデイ」　行政書士会緑支部、無料相談会＆ミニセミナー。行政書士業務に関するパネル展も予定しています。　（終日、会場に滞在予定です。）

10/10金・11土　そごう横浜店地下2階　正面入り口前「行政書士フェスタ2025」　無料相談会（終日、会場に滞在予定です。）　詳細は　こちら　から。

10/22水～24金　パシフィコ横浜「図書館総合展」　山口大学・ACCS・日行連で構成する「著作権教育Eネットワーク」が出展。（23日、終日会場に滞在予定です）　詳細は　こちら　から。

11/3月・祝　10:00~15:00　市が尾・横浜市青葉区役所周辺「青葉区民まつり2025」　行政書士会緑支部、無料相談会を実施します。（午前中、会場に滞在予定です）　詳細は　こちら　から。

11/3月・祝　10:00~15:00　センター南駅周辺「第31回都筑区民まつり」　行政書士会緑支部、無料相談会を実施します。（午後、会場に滞在予定です）　詳細は　こちら　から

11/13木　13:30~15:30　市が尾・青葉公会堂「オレンジ音楽祭in横浜青葉」　認知症のある人もない人も、障害のある人も。誰もが音楽でつながり合える“お互いさま”の音楽祭。　行政書士会緑支部にて会場ロビー内、広報ブース出展予定です。　詳細は　こちら　から

ちょっとドタバタしていたので、少し更新が空いてしました。１週間前、９月１５日（月・祝）のお話です。

何度か本欄でもご紹介していますが、今年５月、横浜市緑区在住の落語家・瀧川鯉丸さんが、見事真打に昇進されました。大変、お目出度いことです。何しろ鯉丸さんの落語は、一つ一つ大変としっかりした噺をしてくれます。変なギャグを入れたり、無理に形を崩したりせず、素晴らし噺を演じてくれます。

ある時、たまたま目にした落語会で拝見し、一気に気に入り、鯉丸さんの出演する落語会に足を運ぶようになりました。

近くの緑区在住だと知ったのは、しばらく経ってからのことです。

さて５月に真打に昇進し、都内の寄席、新宿、浅草、池袋、上野、国立そして名古屋、仙台と真打昇進の披露目を行ってきた鯉丸さんが、満を持して、地元・横浜市緑区にて真打昇進披露目の落語会が９月１５日に開催されました。緑区・長津田で披露目の落語会が開かれるのは、おそらく初めてのことじゃないでしょうか？

このおめでたい興行に、行政書士会緑支部有志の皆さん２０人でお伺いし、素晴らしい演芸を楽しんできました。

出演者も鯉丸さんをはじめ、好楽師匠、鯉昇師匠、小痴楽師匠、宮田陽・昇さんと大変豪華な顔ぶれ。

開口一番は前座の桂しゅう治さん。小文治師匠のお弟子さんです。演目は寿限無です。良いですね。まぁ誰でも知ってる「寿限無」。でも寄席に、落語会に来たことの無い人は、ちゃんと聞いたことがありません。私どもの仲間も、この日が初の落語鑑賞という人がたくさんいました。その方々に、まずは「知ってる話」を聴いてもらう。しかもしゅう治さん、しっかりとした寿限無をきかせてくれました。

続いて上がるのは柳亭小痴楽師匠。毒の中に愛のある、鯉丸さん一家いじりのマクラから、おめでたい「一目上がり」。演目の選択、そして鯉丸さんの披露目を盛り上げようとする小痴楽師匠、さすがだなぁ～と。余談ですが、たまたま会場入りする小痴楽師匠を目撃したのですが、私服もなかなかかっこよかった！

中入り前の登場は、笑点でもおなじみ三遊亭好楽師匠。演目は「紙屑屋」。私、この噺を聴くのが初めてで、最初、噺に入ったところでは「湯屋番」？と思ったのですが……「白紙は、白紙。反古は、反古。陳皮は陳皮。」と、好楽師匠独特の軽さで噺が進む感じが、めちゃくちゃ良かったな、と。

中入り後幕が開いたら、真打披露口上の舞台。司会は小痴楽師匠。

寄席で聞く口上も良いですが、地元・長津田で聞く口上というのも、また格別なものがあるなぁ、と。好楽師匠が口上に並ぶというのも、芸術協会の披露目では、考えられないことですし、地元での落語会という機会があったからこその、おめでたい口上であったなぁと。

口上が終わり、登場したのは鯉丸さんの師匠でもある。瀧川鯉昇師匠。もうね、本当に出てきて、ボソッとつぶやく一言が面白い！　なんか口からでる言葉がすべて面白い！　

おそらくこの日は、特別な興行。はじめて落語にきたお客さんも多かったでしょう。大きなホールですし。落語を楽しんでないというわけではないのですが、多少、会場は重たい雰囲気。やはりそこは、寄席とは違います。しかし鯉昇師匠が出てきた瞬間、会場の雰囲気は一変。すごいなぁ、本当に。演目は「鰻屋」。とぼけた噺がまた会場を賑やかにします。

続いてはこの日唯一の色物、宮田陽・昇先生。あぁ、こういう面白い漫才師が、寄席にくればたくさん見られるんだよ、ということを、多くの人に知ってもらいたい。この日は陽先生が口上にも上がったのですが、ご当地ネタも取り入れ、もうキレっきれ！　いやぁ～会場は大爆笑でした。

そしてトリはもちろん、この日の主役・瀧川鯉丸師匠。演目は「池田大助」。大岡政談のほのぼのとした一席、おめでたい会にふさわしい出世噺でしっかりと聴かせてくれました。

ここまでの披露目でも、しっかりと聴かせる噺を、しっかりと演じてくれて、腕を見せてくれていた鯉丸さん。あくまで個人的感想ですが、若手の噺家さんで、ここまでちゃんと聞かせることができる噺家は、鯉丸さん（と、あと音助さんも好き）ぐらいかなぁ～と。やっぱり良いなぁと。

皆さんと楽しく過ごせた、良い連休最終日でした。