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DAILY CLIP|気になったニュースと日々のあれこれ|2026年9月28日 from那住行政書士事務所 (041)

1 時間前
読了時間: 6分


9月28日、月曜日。


気がつけば、あと半年。来年3月19日、横浜で「GREEN×EXPO 2027」が開幕します。最近は街を歩いていてもポスターを見かけますし、公式マスコットの「トゥンクトゥンク」も、だいぶ見慣れてきました。横浜で大きなイベントが開かれる。それはもちろん知っています。


でも、ふと思いました。

ところで、グリーンエキスポって、結局何をやるんだ?

「花博でしょ?」と言われれば、まあそうなのですが、ちゃんと調べてみると、どうも「大きな花のイベント」というだけではなさそうです。しかも開催まで、もう半年を切っています。

01|そもそも「GREEN×EXPO 2027」って何?


正式名称は「2027年国際園芸博覧会」。正式略称が「GREEN×EXPO 2027」、通称は「横浜グリーンエクスポ」です。開催期間は2027年3月19日から9月26日まで。実に192日間にわたって開催されます。


場所は横浜市旭区・瀬谷区にまたがる旧上瀬谷通信施設。博覧会区域は約100ヘクタール、そのうち会場区域だけでも約80ヘクタール。有料来場者数は1000万人以上を見込んでいます。そして、ちょっと驚いたのが、この博覧会の「格」。GREEN×EXPO 2027は、国際園芸家協会(AIPH)の承認に加え、博覧会国際事務局(BIE)の認定を受けたA1、最上位クラスの国際園芸博覧会です。


日本でこのクラスの国際園芸博覧会が開催されるのは、1990年の大阪「国際花と緑の博覧会」、いわゆる「花の万博」以来37年ぶり。花の万博。これは覚えています。調べてみると、当時の来場者は2312万人を超えていたそうです。それと同じカテゴリーの国際博覧会が、今度は横浜にやってくる。そう考えると、思っていた以上に大きなイベントです。

02|「花を見る博覧会」だけではないらしい


GREEN×EXPO 2027のテーマは、

「幸せを創る明日の風景」です。


もちろん、園芸博覧会ですから、花と緑は主役。資料を見ると、会場には約1000万株の花や緑が彩り、約40種600本の桜が咲く計画になっています。開催期間は春から秋までの半年間。春分から立夏、立夏から夏至、夏至から立秋、そして秋分へ。季節によって咲く花も、会場の風景も変わっていく。一度行って終わりではなく、季節を変えて行ってみるのも面白そうです。


でも、資料を読んでいて興味深かったのは、その先でした。国際園芸博覧会は、もともとは園芸産業の発展を目的としたものだったそうですが、時代とともにその役割が広がり、まちづくりや社会課題への貢献まで扱うようになっています。GREEN×EXPO 2027でも、花や緑だけではありません。


農、食、環境、グリーン技術、自然との共生、循環型社会、ネイチャーポジティブ……。

「これから人間は自然とどう付き合っていくのか」という、かなり大きなテーマを扱う博覧会になっています。公式にも、国際園芸・造園の振興に加え、地域・経済の創造や社会課題の解決への貢献を開催意義として掲げています。なるほど。単なる「花博」ではないわけです。

03|舞台は、かつての米軍施設


そして、横浜に住む人間として気になるのが、やはり「上瀬谷」という場所です。

会場となる旧上瀬谷通信施設は約242ヘクタール。長年、米軍施設として使われ、土地利用が制限されていた場所でした。それが2015年6月、米軍から日本に返還されます。

それから12年。


その土地で、世界から人を集める国際博覧会が開催されることになります。会場の完成予想図を見ると、これがなかなか壮大です。企業などが出展する「Village」、国内外の庭園、花・緑の展示、テーマ館、園芸文化館、日本政府苑、飲食や物販施設などが広大な敷地に配置されています。


東急、NTT東日本、三菱、大林組、鹿島建設、竹中工務店、住友林業、相鉄、清水建設など、さまざまな企業グループもVillage出展を予定しています。資料の完成イメージを見ると、これはもう「花を見に行く」というより、一つの街を見に行く。そんな感覚に近いのかもしれません。


そして博覧会が終わったら全部なくなってしまう、という話でもありません。資料では、会場の大部分について、博覧会後に都市公園として整備する計画も示されています。つまり、2027年のイベントだけではなく、上瀬谷という場所そのものが大きく変わっていく、そのきっかけでもあるわけです。

04|実はもう「行く準備」が始まっている


まだ半年先。……と思っていたら、もう具体的な準備は始まっています。


チケットの前売りは今年3月19日から始まっています。現在販売されている早割の1日券は、大人4900円、中人3000円、小人1400円。何度でも入場できる通期パスや、7~8月に利用できる夏パスもあります。


さらに9月18日からは、来場日時の予約もスタートしました。会場へのアクセスも少し独特です。鉄道駅が会場の目の前にあるわけではないので、瀬谷駅、三ツ境駅、南町田グランベリーパーク駅、十日市場駅の4駅からシャトルバスが運行される予定。


シャトルバスと駐車場も9月18日から予約が始まっています。混雑緩和と安全な運営のため、いずれも事前予約制です。横浜で1000万人以上が訪れるイベント。楽しみである一方、「交通はどうなるんだろう?」というのは、地元民としてかなり気になるところです。

特に上瀬谷周辺は、みなとみらいのようにもともと大規模イベントを前提につくられた場所ではありません。


実際に1000万人規模の人を半年間どう運ぶのか。これは博覧会そのものと同じくらい、興味深く見ていきたいと思います。

05|横浜で開かれる「万博」


昨年、大阪・関西万博があったこともあり、「万博」という言葉をずいぶん身近に感じるようになりました。そして、その次は横浜です。もちろん大阪・関西万博とGREEN×EXPO 2027は、同じ「博覧会」でもカテゴリーもテーマも違います。


でも、世界から人が集まり、未来の社会について考え、新しい技術や文化を見せる場が、自分たちの暮らしている横浜にやってくる。これはやっぱり楽しみです。

ブランドコピーは、「地球と。咲きに行こう。」公式マスコットは「トゥンクトゥンク」。


資料によると、はるか宇宙の彼方から地球に憧れてやってきた、好奇心いっぱいの精霊だそうです。最初見たときは、「なんだこれは?」と思いましたが。まぁ見慣れてくると、だんだんかわいく見えてくるから不思議です。


GREEN×EXPO 2027ちょっと楽しみにしています。まあ、事務所から会場もけっこう近いですし。何回か足をはこびたいと思います。

開催まで、あと半年。これから工事が進み、街の中でもGREEN×EXPOの文字を目にする機会がもっと増えてくるのでしょう。せっかく地元で開催される国際博覧会です。開幕までの準備、交通、街の変化、そして実際にどんな会場ができあがっていくのか。

本欄でも、ときどき追いかけてみようと思います。

9月も残すところ、あと3日。今週も、頑張っていきましょう。


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