相続に関する法律を改正するための作業が進んでいます。昨年までに一度「中間試案」という形でまとめられましたが、その際、多数の意見があった項目、また新たに考慮することとなった項目をまとめ、この度、法制審議会民法(相続関係)部会から「追加試案」が発表されました。
この追加試案に対する意見募集が8月1日から9月22日まで行われています。
今回の追加試案のポイントは、
・20年以上婚姻関係にあった配偶者に対し、その居住用の不動産について、贈与などの方法を活用することにより、遺産分割の対象から外すことができるようにする。
・遺留分制度の見直しを行い、金銭での解決がしやすくなるよう改正する
といった点です。
追加試案の詳細、またパブリックコメント募集に関する応募要項は以下のウェブサイトに掲載させています。
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