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おはようございます~!
朝、駐車場まで行ってびっくり! クルマが凍ってました。今朝は一段と冷え込みましたね。国内広い地域で風雪の被害が出ているようです。該当地域の方はお気をつけください。
今日も頑張っていきましょう~
★curiosity ♒((⇀‸↼))♒★
★伊賀組紐職人の挑戦と伝統工芸の知的財産

伊賀組紐の職人をたずねて 兄弟で新たな可能性追求 桂天吾がゆく:朝日新聞 https://www.asahi.com/articles/ASSDW32Z5SDWOXIE02BM.html
2月22日の行政書士記念日。神奈川県行政書士会では「にゃんとも頼れる! 落語会~笑って「終活」を考える落語会」と題して、上方から桂南天師匠と、お弟子さんの桂天吾さんにお越し頂き、高座を披露して頂きます。行政書士によるミニ”講座”もあります。というダジャレは置いといて……
南天師匠の落語が素晴らしいのは当然なのですが、お弟子さんの桂天吾さんも、2022年のNHK新人落語大賞に、入門からわずか3年で決勝に進出するなど大変な実力派の噺家さんです。「強情灸」良かったなぁ~。(まぁ、この年は吉笑さんの「ぷるぷる」が強すぎた)
その桂天吾さん、朝日新聞で「桂天吾がゆく~伝統を受け継ぐ職人」たちという連載を持たれていて、1月には「伊賀組紐」の現場を取材されていました。伝統芸能を受け継ぐ芸人さんが、伝統芸能の職人を訪ねる。素晴らしい連載だなぁ、と。噺家さんと組紐は切っても切れない関係です。着物の帯留めに組紐は使われます。
伝統工芸品と知的財産権
日本の伝統工芸品は、長い歴史の中で職人たちによって受け継がれ、独自の技術と文化を反映しています。しかし、グローバル化が進む現代において、海外市場での模倣品の流通や、後継者不足といった課題に直面しています。
伊賀組紐は、奈良時代から続く伝統的な組紐技術で、かつては武士の鎧の紐や刀の下げ緒に用いられていました。現在では着物の帯締めや、現代ファッションへの応用など、多岐にわたる用途が模索されています。このような伝統工芸品をいかに守り、発展させるかは、知的財産権の視点からも重要な課題です。
伝統工芸品の知的財産権の保護には、いくつかの方法があります。
その一つが 地域団体商標 です。地域の伝統技術をブランドとして確立することで、品質の維持と市場での差別化が図れます。例えば、「伊賀組紐」が地域団体商標として登録されれば、特定の地域で生産されたものだけがその名称を使用できるようになります。実際に、「博多織」や「有田焼」など、多くの伝統工芸品が地域団体商標として保護されています。
また、 意匠権 を活用する方法もあります。伝統技術を活かした新しいデザインや製品を開発し、意匠登録することで、第三者による模倣を防ぐことができます。さらに、職人の技術や製造工程そのものを 営業秘密 として管理し、適切に保護することも重要です。
行政書士の視点から、伝統工芸の保護を考えると、前記のような知的財産権の活用だけでなく、補助金や助成金の活用、事業承継のアドバイスも求められます。伝統工芸の分野では 経済産業省の「伝統的工芸品産業支援補助金」 や 地方自治体の補助金制度 を利用できることがあり、これらを適切な活用が伝統工芸の保護・育成につながる可能性があります。
伊賀組紐をはじめとする日本の伝統工芸品は、職人の技術と誇りが詰まった文化遺産です。しかし、それを守りながら発展させるためには、知的財産権の活用や補助金の活用などを適切に行う必要があります。
天吾さんの連載をヒントに、伝統工芸の伝承に関して法的側面からできる支援について、今朝はちょっと考えてみました。
★INFORMATION
◆土・日・祝日も受付電話対応可能となりました。9:30~18:30まで受け付けています。
◆令和7年の助成金・補助金について
事業者の方が様々に活用できる助成金・補助金の情報が徐々に出始めています。以下のページで情報をとりまとめています。助成金・補助金の活用についてご相談がある場合は、お気軽に当事務所までご連絡ください。
◆令和7年2月22日(土)
【イベント】※満席のため、予約受付終了しました。
「2025 行政書士記念日 市民公開講座」
特別開催 にゃんとも頼れる! 落語会
笑って「終活」を考える落語会
上方落語の桂南天さんが「らくだ」を披露!
1月14日(火)より受付開始!!
先着200名様をご招待します(1組2名まで)。
開催日時:令和7年2月22日(土)
開場12:30
開始13:00
会場 :横浜市開港記念会館 講堂
(横浜市中区本町1丁目6番地)
出演 :桂南天 他
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