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【雑記帳】令和5年5月の徒然~”それぞれの探しもの”を探しに行く旅

5月1日 月曜日

<ゴールデンウィーク皆様いかがお過ごしでしょうか。>


写真は先月、広島県・福山市を訪れた際、福山城のつつじです。福山はバラの街と聞いていましたが、つつじをはじめ、街のあちらこちらに、きれいな花が。なかなか良い街でした。このゴールデンウィーク、当事務所は対外業務は7日までお休みを頂いております。

なのでせっかくですから、この雑記帳も、GWはちょっと毛色の違った話を載せようかと思いまして。


先月、福山へ行った際、宿は尾道に取りました。尾道に行くのはこれで3度目。まあ伺った日の雑記帳にも書きましたが、尾道は好きな街なのです。


その尾道でのこと、先月の雑記帳に書き損ねていたことを、ちょっと書いてみようかな、と。題して「”それぞれの探しもの”を探しに行く旅」。


明日よりスタートです。


ーー備忘録

午前中から 事務所で作業。契約書作成、法人関係、法人設立

夕方    お話とちょい飲みと



5月2日 火曜日

<”それぞれの探しもの”を探しに行く旅①>

改めて言うまでも無いが、尾道は数々の小説、映画の舞台になっている。そして尾道は、今もがんばって古くからの街並みを、なるべく残そうとしているため、例えば何十年も前の映画の風景に、街を歩けば出会うことができる。


古くは小津安二郎監督の『東京物語』東京に出てくる年老いた両親は、尾道に暮らしており、映画の冒頭、そして終盤と尾道が登場する。

今でもファンが多いのは、2020年惜しまれつつ亡くなられた大林宣彦監督の”尾道三部作”と言われる作品群ではないだろうか。『転校生』『時をかける少女』『さびしんぼ』は尾道出身の大林監督が、尾道の風景をふんだんに映画の中に取り込んでいる。


今でもこれらの映画でに出てきた風景は、尾道の街の中に、生活の中に残っており、街を歩いていると、不思議と物語の中に吸い込まれていくような、不思議な感じに誘われる。

(写真は、『時をかける少女』で和子がタイムトリップする時に逆回転する、時計店2階の時計)


今でこそ”聖地巡礼”とか”推し活”とかそんな言葉が使われるが、大林監督が尾道をフューチャーし多くの観光客がロケ地巡りで尾道に押しかけるようになったのは、そんな”聖地巡礼”やら”推し活”やらの走りなのかもしれない。


令和5年4月、ちょっとし