【鉄道ブログ】27,000Kmの旅日記015/北の国から22~旭川から富良野線を巡る旅(2) 20年経ったドラマの舞台は。

週末更新(予定)。鉄道旅の記録です。

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ドラマ「北の国から」。言わずと知れた、倉本聰脚本による名作ドラマだ。最初の放映が1981年10月。すでに40年も前。そして最後の放映が2002年9月6日・7日。そう、最後の放送からもうすでに20年が経っている。このドラマを最初に見たのは91年ごろ、中学生の時。「87初恋」を見た。国語の教科書に81年から放映された連続ドラマの脚本の一部分が掲載されており、その延長で、学校で「87初恋」を見たのが最初だった。もうね、最初に見た時からドはまりしてしまって。すぐに続きの「89帰郷」を見て、さらにレンタルビデオ屋に走って、連続ドラマから、「83冬」「84夏」を3か月ぐらいで一気見してしまった。「92巣立ち」からはリアルタイム視聴。放送日には正座して、ドラマを見ていた記憶がある。

最初に見たのが「初恋」だったのも良かったのかも知れない。今でもシリーズ最高傑作と言われる1作だが、純の「ドキドキしていた」という想い、父への葛藤、東京へのあこがれ、そして蛍の兄を、父を思う気持ちが、痛いほど心にズキズキ響いたのだ。その後、連ドラを見て、中学生ながら「わ、けっこうドロドロじゃん」と思ったりもして、もし連ドラから見ていたら、そこまで単なる不倫ドラマ、家庭崩壊ドラマ、みたいに思えてしまっていたかも知れない。


時が経てば、当然街の風景もかわっていく。ドラマの出演者の方々も、地井武男さんがなくなり、昨年は田中邦衛さんが亡くなってしまった。そしてドラマに登場していた、鉄道、駅もどんどん変化していく。連ドラで蛍がおいかけた富良野線は2両編成の鉄道であったが、今、富良野線を走るのは1両のキハ150形気動車、ワンマン運転の車両である。


今回、この旅を思い立った理由が、まずはもうすでに最後の放送から20年も経過していることで、ドラマの「面影」を巡るには、そろそろ限界なのでは無いかと思ったこと。そして何より今、行っていかなくてはと思ったのが、「物語のスタートの地」が、下手したら今年度中にも無くなってしまうのでは無いかと思ったからだ。詳しくは、後日あらためて書くが、富良野線・富良野駅の先、根室本線、東鹿越・新得方面が、今年度中にも廃止されてしまうという報道が流れているのだ。そうすると「布部駅」も、廃止となってしまう。しばらくは観光名所として残るだろうが、やはり「駅」は「駅」であるうちに行っておかなくてはならない。富良野駅もドラマ当時とだいぶかわってしまったと聞くが、根室本線の廃止後はさらに小さな駅と変わってしまう可能性がある。

この旅を、ただ富良野線に乗るだけではなく、北の国からの面影を巡るには、このタイミングが最後なのではないかと思ったのだ。



9月3日土曜日、朝。旭川駅へ。横浜はまだジメジメと蒸し暑い気候であったが、この日の旭川の街中にある温度計の気温は16度。涼しいを通り越し肌寒い感じである。暑がりのおいらにはちょうど心地よい。

さて、さっそく富良野線に乗るぞ! と改札口まで行って気が付いた。ここ旭川はまだ「ICカード」が使えないのだ。久しぶりに券売機で切符を買う。旭川から富良野駅は1290円。54.8 km、約1時間半の旅である。


※この投稿は令和4年9月に現地へ行った際の記録、撮影した写真です。

※次回は令和4年10月1日(土)に更新します。以後、毎週土曜更新が目標です。

※平成31年1月分の鉄道輸送統計調査における旅客営業キロの全国合計は27,787.2Km


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