【事務所短信】令和三年4月1日


当事務所がある市ヶ尾町は、というよりも横浜市は公園の多い町だと思います。住宅街の要所要所に公園が設置されてそこには様々な樹々が植えられえいます。

写真は、そんな公園の一つ、東名高速沿いにある市ヶ尾町公園で撮影したものです。ちょうどこの2、3日が桜の見ごろといったところでしょうか。もうしばらく立つと、桜がちり、今度は鮮やかな緑に木が覆われ、そしてさらに時間が立つと今度は手前の紅葉が紅く染まってきます。


一年を通じて、そんな樹々の移り変わりを感じられるのはありがたいことですが、その移り変わりとともに、この一年、心が踊ったかと言うと、そうではなかったように感じます。

ちょうど昨年の今頃、「今年は花見を控えて」というアナウンスがニュースに流れていました。この我慢の時間を乗り越えれば、少しの時間が経てば状況は変わるのだろうと思っていました。その終わりが夏なのか、まぁ長くても秋ぐらいには……


正直、この病を巡る騒動が年を越し、また桜の季節まで続くとは、私は想像だにしていませんでした。これだけ技術が、科学が、医学が進歩した時代で、こんなにも解決策が見つからず右往左往するなんて。

今日も大阪から、東北から、東京から、そして横浜からも、人数を告げるニュース速報が続々と入ってきます。「まんぼう」なんていう言葉遊びが、ニュースで流れてきます。大してわかってないだろう人たちが、したり顔でなにかしゃべっています。


落語「転失気」に出てくる和尚さんは、わからない「転失気」について「知ったか」をしながら、何とか知ろうと小僧さんに上手く言って調べさせに行きました。(何かを知った小僧さんは、そのことで和尚さんをちょっくらダマすというお話です)。しかししたり顔で何かしゃべっている人たちは、知ろうともせず煽りに煽っているだけのようにも見えます。転失気の和尚さんよりタチが悪い。


散ればこそ いとど桜は めでたけれ 浮き世になにか 久しかるべき(伊勢物語)


この状況がいつまで続くのか、まだ先が見えない、そんな状態でしょう今は。その中で変えるところは変えて、一歩づつ一歩づつ。新年度、心だけでも少しは爽やかにして、前を向いて歩いていきたいものです。


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